今回ご紹介するCDは、Divas live(ディーヴァズ・ライヴ)という1998年にVH1というケーブルテレビ曲が主催した、アメリカの音楽教育チャリティ企画での超豪華ライブ。Celine Dion(セリーヌ・ディオン)、Gloria Estefan(グロリア・エステファン)、Aretha Franklin(アレサ・フランクリン)、Shania Twain(シャナイア・トゥエイン)、Mariah Carey(マライア・キャリー)に加えて、Carole King(キャロル・キング)まで登場するという正に歌姫達共演の夢ライブです!優秀録音ですし登場メンバーにちょっとでも興味あったら、必聴版だと思うのでまだでしたら是非!

写真は国内版のCDとDVD、左下がSACDです。他にもデジパック仕様がありますが、写真とか同じなので考えなくて良いかも。音楽的には言わずもがな(後半でネタバレ的なレビューしておきますね!)ですが、音質的も優秀だったので、思わず全て揃えちゃいました。
Various Artists Sony 1998-10-06
ディーヴァズ・ライヴ(国内版CD)は、日本語の解説がボリューム有って楽しめました。中古は1円から出ているので、ブックレット目当てに国内版の中古をゲットしても良いかも。ただ音質的には、やはり輸入盤の方が明らかに良くおすすめ。内容は豪華絢爛で凄いライブなので、出演者の1人でも気になったら是非とも聴いてみて下さい。SACD版もありますが、CDらしいエッジの効いた音で曲調にも合っているし、音質も素晴らしいですよ(^^)/
Vh1 Divas Live Sony 2000-05-16
そして、SACD版!しかも、SACDのみのシングルレイヤー仕様です。CDとは音作りが違っていて、SACD版はCD版と違ってエッジの効いた感じでは無く、解像度や情報量を活かすために柔らでナチュラルな感じです。パッと聴くとCDの方が高音質に聞こえるるかも。ライブ収録の限界かCDと比べて驚くほどか?と言われると難しいですが、解像度や情報量は明らかに良いですね。観客が熱狂している雰囲気などCDでは感じにくい部分も出ていて、CDが素晴らしい演奏を聴いている感じなら、SACDだとライブ会場に入り込んだようです。ArayMk2SEのセッティングが決まってきたら、鳥肌ものになってきました。とっくに絶版でプレミア価格なので、おすすめしにくいですが再生環境が整っている場合には是非聴いてみて下さい。自分は新品手に入らなかったので、保存版を作るために3枚購入しちゃいました(^^;)
Aretha Franklin 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント 2000-08-17
それではDVDはどうかな?と思って購入したら、こちらも画質も十分よく見応えあり。DVDでも違い有るのか?と思って国内版と輸入盤を比較してみたら、思った以上に画質も音も輸入盤の方が良かったです。もちろんディーヴァズ・ライヴ [国内版DVD]には日本語字幕がありますが、プレミア価格になってしまっているので輸入盤でよいかなぁ。。。下にネタバレ的なレビューを書きましたので参考にしてみて下さいね!
<以下ネタバレ的な、レビューです>
まずオープニングはマライヤのMy All
からスタート。いきなり魅せますね!「今夜はディーバになるためベストを尽くすわ!」って言って、Make It Happenへ。冒頭で観客に立って良いわよ!(半分強制?)って言って総立ちにさせてます(^^;)
続いてグロリアが、Turn The Beat Aroundの演奏と共に登場。パワフルな歌声で、いきなり観客をノリノリに!そして今の気分ですと新曲(当時)のHeaven's What I Feelを。最後はヒットメドレーで〆ます。グロリアもノリノリで気持ちよく歌ってます(^^)/
変わってシャナイアはMan! I Feel Like A Woman!でスタート。これだけ聞くとカントリー?と思いますが、続いてギターの弾き語りで、しっとりとYou're Still The Oneを歌います。
そして、ソウルの女王!アレサが貫禄十分に登場。まるで自分の舞台みたいな圧巻の存在感です(^^;) マライヤと楽屋で楽しく打ち合わせしたみたいですが、リハーサルのチャンスが無かったと言っているので、このライブはぶっつけ本番!? マライヤとChain Of Foolsを歌うのですが、とにかくアレサ凄い。chain chain ~という歌い出しから、一気に自分の世界に持ち込みます。この時期はマライヤ絶頂期じゃないかと思うんですが、パワフルな歌唱力でアレサの存在感が勝りますね。さすがソウルの女王!マライヤも120%の熱唱で応えていますよ。凄い!そして一曲のみで、後で戻ってくるわ!と言って引っ込みます。
アレサの興奮が冷めやらぬ間に、セリーヌが登場!セリーヌやる気200%ぐらいで、River Deep, Mountain High を初めからアクセル全開で熱唱。キャロルと舞台で歌うのが始めてで、セリーヌも興奮しているみたいで、凄い気合いの入り方(^^;) そしてセリーヌの紹介でキャロルが登場して、The Reasonを二人でデュエット。途中でセリーヌがキャロルに(次のフレーズは)メインをって声かけたりしているので、ぶっつけ本番みたいですが、見事なデュエットです。最後は、セリーヌのソロでMy Heart Will Go On。歌う前にライブの日はタイタニック号の事故と同じ日と告げて、乗組員と乗客に哀悼の意が表されています。
シーンは変わって、セリーヌ、グロリア、シャナイアが、キャロル自身のピアノ伴奏で、You've Got A Friendを合唱。夢のような一曲で凄い。ほんとに鳥肌ものです。キャロルもこのような為に私は歌を作っているのよ!と言ってます。そして、キャロルから歌手No.1と紹介されて、アレサが再登場。20年前にキャロルが書いてくれた曲で初めて一緒に歌うわと言って、A Natural Womanを全員で熱唱。ここでもアレサは格の違いを見せつけますね。最後はTestimony を、ほぼアレサが熱唱です。アレサの熱唱にセリーヌがノリノリで競ってますが、やはりアレサの存在感は半端ないです。
ざっと記憶を頼りに書いたので細かいところは違うかもですが、流れは合っていると思います。ほかにも、おすすめのCDをいくつかご紹介していますので、こちらも見てみて下さいね。それ以外にもストアページで、おすすめCDをまとめてあります(^^)/
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