ブルーレイ・プレーヤーの低価格な機種をざっとチェックしたので、まとめておきました。期待のUltra HD Blu-rayもソフトが出てきて手が出る値段の再生機/レコーダーも出てきましたね。相変わらず再生専用機よりBD/HDDレコーダーの方が主流のようで、プレイヤーの機種は少ない感じですが、1-2年に一度はモデルチェンジ行われている感じですね。今回の注目機種は、手の出る価格になったUltra HD Blu-rayプレイヤーのSony UBP-X800とLG UP970です。今回も更新に当たって調べなおして機能別にまとめました。おすすめ機種もレビューしておきましたので、よかったら参考にしてみて下さいね!
# Ultra HD Blu-ray 再生機
今から2-3万以上のプレーヤーを購入するなら、UltraHD再生に対応しておいた方が良いと思います。お手頃機種としては、LG かSonyかパナですね。まず、LG UP970ですが価格は安く3万弱になっています。起動は遅めですが、リモコン操作のレスポンスも普通な感じ。HDMI2系統と、光と同軸のデジタル出力あり。LANも有線と無線に対応しており、問題なし。コスパは一番な感じですね。
ついで、Sony UBP-X800ですがHDMI2系統、同軸デジタル出力あり。起動もリモコン操作もキビキビ。高剛性シャーシが画質的にも音質的にも良さそうです。しかも、なんとSACD再生にも対応(デジタル同軸(DSD出力設定をOFF)からPCM176.4kHz2chの信号が出力されてるようです!) さらに、DVD-Audioにも対応!また、Bluetooth対応でハンズフリーヘッドフォンが使えるのは、パーソナルユースだと便利そうですね。もちろん、有線と無線LAN(しかもMINO)に対応。価格は4万円前後ですが一押しかも。(2017/09/28まで、4K ULTRA HD ブルーレイソフト「パッセンジャー」のプレゼントキャンペーンが行われています)
そして、パナソニックですがDMP-UB90は生産終了で流通在庫だけみたいです。こちらは、HDMI2系統と光デジタル出力端子です。リモコン操作とかモッサリみたいですが、画質は悪く無さそう。ただ、値段的にも最安4万強だったのが品薄で値上がってしまいました。DMP-UB30はレスポンス改善されていますが、HDMI出力1系統しかないので、最新のAVアンプでないと厳しい感じです。値段も3万円台前半なので、UB30ならLGの方が良いかなぁ。
LG Electronics Japan 2017-04-12
他には、レコーダーで同じパナソニックの UBZ2020(2TB)/UB1020(1TB)がそれぞれ6.5万円/5.3万円ぐらい。シャープのBD-UT3100(3TB)/BD-UT2100(2TB)/BD-UT1100(1TB)が7.5/6.3/5.5万円ぐらいと、まだ値段がこなれていない感じです。レコーダーはちょうど置き換え&新規購入のタイミングなら良いですが、慌てなくても良いかも知れません。
~ Ultra HD Blu-ray 非対応モデル ~
UltraHD再生機能的な差異としては、1)ネットワーク機能の有無、2)高画質化(HDレベルか4K相当か)、3)SACD・DVDオーディオ再生機能の有無、4)Ultra HD Blu-ray対応か?ぐらい。ほとんどHDMIでテレビかAVアンプに繋いて使うと思うので、アナログ音声出力を省いた機種が多いですね。HDMIの出力は低価格機では、ほぼHDMI1系統でした。HDMIケーブルでテレビかAVアンプに接続して、普通に使うだけなら価格的には1-2万円で十分な感じです。
#BD再生のみ 最安値機種
レンタルなどのBD/DVDを再生出来ればOKというのであれば、1万円前後で大丈夫でした。ざっと見てみると有名どころのメーカーは、Sony(BDP-S1500)、パナソニック(DMP-BD90)、パイオニア(BDP-3140)ぐらい。全てDVDもちゃんと画質アップ(HD相当にアップスケーリング)してくれます。他に東芝のプレーヤーもありますが、はBD自社開発していない(レコーダーもフナイ)ので、あえて選ばなくて良いかと。
パナソノックのDMP-BD90は、残念ながらBD85から安っぽい感じになってしまいました。2017/04発売ですが、操作性も少しイマイチな様子で中身はBD88と同じのようです。ただ、実用には十分と思うのでS1500との価格差次第で。2017/09時点では9000円程度で最安な感じ。DMP-BD90かBD88のどちらにするかは、値段で決めてしまって良さそうです。
パイオニアのBDP-3140は、2015/06(ONKYOに吸収された後)に発売になったモデル。BDも音声付きの早見機能がついている&貴重なホワイトモデルがあるのが特徴で、旧3130より順当に進化しているようです。今となっては珍しい液晶表示も付いています。
SonyのS1500は、2015/06発売ですがS1100/S1200の正常進化ようなで、作りも悪く無さそうです。動画配信のNetflixにも対応してきました。このクラスとして機能的にも不足無く無名メーカーを含めても最安値クラスなので、ボディが黒で大丈夫であれば他を考えなくても大丈夫そうですね。
普通に使うならSonyが良さそうな感じです。1000円差なので微妙ですが、最安値はパナソニックな感じ。BDの早見機能や液晶表示が便利or白が良い(ブラック BDP-3140-Kもあります)のであれば、パイオニアがおすすめです(^^)
#4Kアップスケーリング&3D対応!+ネットワーク対応機種
次のクラスは、4Kアップスケーリング&3D対応&ネットワーク(DTCP-IP)対応!と、一気に多機能になってきます。ネットワーク機能は2台目のテレビがネット対応でなくとも、ネットの動画やレコーダーのHDDなどに撮りためた番組を他の部屋でも観たい!という用途に使えます。もちろんレコーダーなども対応してないと駄目ですが、メインのレコーダーで撮りためたのを他の部屋とかで観られると便利ですよね(^^)/
パナソニックDMP-BDT180 2016/04発売で、SACD再生には対応していませんが、1万2千円程度と3D再生機としては格安。ただ、操作性とかイマイチぽいですが、値段を考えるとアリな気がします。旧機種のDMP-BDT170はイマイチな感じでBDT180と価格も大差無いので考えない方が良さそうです。
パイオニアは、BDP-180が1.8万円程度。リモコンいまいちな感じですが、BP-170に比べてBD音声付き早見機能が付くなど進化。ネットワーク越しにハイレゾ再生可能で、SACDにも対応、スマホアプリも使えて便利そうです。しかも、貴重なシルバーモデルあります。HDMIの他に光デジタル出力とアナログ音声出力もあって、出力関連は充実です。
SonyBDP-S6700 は、2016/05発売で1.7万程度。SACD&DSDファイルにも対応ですが、アナログ音声出力なくHDMIと同軸デジタル出力端子のみ。ネットはWifi接続内蔵で動画配信のNetflixとAmazonビデオにも対応し、4Kアップスケーリングもきれいな感じで普通に使う分には良さそうです。そして、何より凄いのはBluetoothに対応したこと。コレを使えば、Bluetooth対応のヘッドフォンを使ってハンズフリーで映画?とか楽しめます!Sonyやるな!って感じですね(^^)/
Bluetooth対応のヘッドフォンを使ってハンズフリーで楽しめるのは、Sonyは他に得がたい魅力がありますね。普通に使うのでも、操作性や画質・音質などSonyが便利そうです。もし、BDの早見機能や液晶表示が便利orネットプレイヤーとしても使いたい(アナログ音声出力あり)orシルバーが良い(ブラック BDP-180-K
もあり)のであれば、パイオニアがおすすめです(^^)
#東芝レグザ愛用者向け機種
昔出ていたDBP-R500は絶版になったようです。そのうち買おうと思っていたのですが、買い損ねました。。。今は、BDレコーダーを購入しないとダメなようです。ただ、3万円前半からあすのが救い。
テレビにHDD増設すればいくらでも録画出来る感じなので、追加するなら2016冬に発売されたDBR-W507/DBR-E507でしょうか。共にHDDは500GBでE507はHPに載っていませんが、シングルチューナーモデルの限定生産お買い得モデル。ただ、W507も安くなっておりそれほど差が無いかも。購入時の価格差で決めてしまって良さそうです。
#BD再生+ネットワーク対応+SACD&DVDオーディオ対応
マルチプレーヤーとして、SACDとDVDオーディオも再生したい!となると、パイオニアによる実質的な最終機種となってしまったBDP-LX58(レビュー記事 その2)があります。LX58/88はパイオニアから久々に出た本気モデルで、LX55はトップモデルのLX88からXLR音声出力などを省いて価格を1/3に抑えた高C/Pモデル。このレベルの作り込みをした製品は、今後は出てこないかも。。。とは言え、今からだとUltra HD Blu-ray対応機を選んだ方が良いかと思います(^^;)
別ページに複数のリモコンをまとめられて便利なタッチパネル式の学習リモコンも紹介していますので、見てみてくださいね(^_^)
2017/09 改訂
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