MSB Select DAC & Transport 聴いちゃいました。。。その③
MSB SelectDACはPCM接続で聴いた時は、う~ん。。。って感じでしたが、ProISL接続とUSB接続だと化けますね。自分はCD/SACD派ですが、USB->ProISL接続の変換アダプタとDELA N10導入すれば、サクッと十分なレベルになりそうな感じがします。そうなると、弟機種のReferenceDACも気になりますよね?
順番が逆になりますが、頑張れるのはお値段的にReferenceDACだよなぁって思って、以前にダイナで展示中の時に店頭で比較試聴させて頂いてました。試聴機のMSB SelectDACのクロックは最上位のFemto 33、Referenceは2番目のFemto 77にアップグレードされて不足無い感じです。別体電源は、どちらも1筐体でした。ソースはCD/SACDです。スピーカーやアンプが聴き慣れないシステムだったので、細部は省いてザックリした印象は。。。
【MSB Reference DAC】
SelectDACはモジュール8個で、ReferenceDACはモジュール4個と半分になりますが、お値段も約半分。別体電源とか見た目は変わらない感じで、気になるクロックは同じFemto33にアップグレード可能なので、お買い得感あるような?(誤)
音の方は、ややキラキラしたVivaldiに比べ落ち着いてナチュラル。リズムは少し淡々としていて、演奏は淡白な感じ。音像も奥行き感は浅く感じる。低域はVivaldiより少し沈む印象で、やや情報量も多そう。
【MSB Select DAC】
音数や情報量は明らかに多いですが、塊にならず分解されています。VivaldiやReferenceで不十分な感じ(おそらくシステムとセッティングの問題)だった空間定位が改善し、空間の支配力を感じました。Referenceと同じくやや静的な演奏で、Vivaldiに比べアナログ録音そのままな音源よりデジタル録音で多少コンプ効いているような音源が上手く再生する(アナログ録音はレコードで聴けば良いか?とも思う)印象でした。また、音像は前に来る感じで、音源によっても好き好き出そうですが、情報量や定位などの性能でねじ伏せる感じ。これは凄いですよ。
【MSB Select vs Reference vs dCS Vivaldi】
dCS Vivaidiとは、好みの問題は別にすると性能的にはMSB Select DACだと思いました。MSB Reference DACは 普通に良いですけど、聴いちゃうとSelect DACですね。よりナチュラルな感じが好きだとMSB Reference DACが良いとは思うのですけど、性能的にはReference DACの2倍でSelect DAC(どっちも尋常な値段じゃない)だと思うと迷えないレベルです。。。
この流れでSelect DAC自宅試聴お願いしたかったのですが、ReferenceDACな覚悟で特価じゃないSelectDACは無理なんで断念(^^;)
(続きます)
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