デジタルケーブル聴き比べ クロック編
今回はBNCのケーブルをクロックで試してみました。デジタル伝送(PCMやDSD)に使った傾向と同じなのですが、ケーブル毎の差は不思議?と大きいですね。今回比べたのは、Nordost Valhalla2、Nordost Valhalla、AugLine パイプシールドデジタル NEO、Chord Company SARUM Tuned ARAY DIGITALです。初登場のSARUM Tuned ARAY DIGITALは、白くてきれいなケーブル。Chord Companyは、イギリスの定評あるメーカーで今までは低価格で性能の良いケーブルというイメージでしたが、今までのラインナップから一気に高価格な製品を出してきた感じです。日本先行?という感じもありましたが、評判が良く聴いてみたかったので、強引にお願いしました(^^;)
# Nordost Valhalla 2 digital
Valhallaと同じように空間は広く十二分に早くワイドレンジでハイスピード。低域の情報量や伸びはValhallaに比べて勝りますね。Valhallaのイメージからすると、かなりナチュラルになったて洗練された感じ。もちろんNordostらしさはあるものの、地に足が付いた優等生という感じですね。
# Nordost Valhalla digital
Valhall2に比べ情報量はやや落ちて空間を満たす感じが少し薄くなる。奥行き感はやや劣る物の左右は少し強調されるためか広がって感じます。Valhalla2と比べると性能的にはやや劣るものの、高域がスッと抜ける感じ・高域の麗しい感じはやはり得がたく非常に魅力的で、Valhalla2が発売されてもラインナップとして残っているのが分かる感じですね。
# AugLine パイプシールドデジタル NEO
理想的というパイプシールドを採用し導体に+αを採用した最新版。Valhalla2と比べると、左右の空間は同じぐらいですが、立体感はやや後退。Valhallaとは良い勝負かな。スピード感はやや落ちますが、リズム感は負けません。+αでずいぶん柔らかくなったと思いましたが、比べるとボーカルの力感はあって艶感もあり、S/Nも素晴らしいので、やはり魅力的ですね。
# Chord Company SARUM Tuned ARAY DIGITAL
上下のレンジは狭く、空間、解像度、S/Nなど、この中だと秀でるところがありません。かなり期待していましたが、比較相手が悪かったかな。ただ、中域中心で厚みがあり、音が前に出る感じがあるので、聴いていて悪くはありません。かなり巧くまとめられている感じです。
SARUM Tuned ARAY DIGITALは、PCM(TransportからDAC)でも試したので、また後日レポートしますね。ちなみに、色々と無理を言って試聴したのでクロックケーブルは購入することにしましたが、さて何を?
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