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Argento Audio Flow Master Reference ロメオさんレポート!

 ご紹介が遅れてしまったのですが、先日うちのArgento Audio Flow Master Referenceをロメオさんにお貸し出ししてレポートを頂いていました。初めに手に入れた(お貸しした)FMRは2012/04に代理店が扱い出す前に手に入れたものです。外見は、美しいオリジナルプラグと白く楕円形で太い線が特徴。かなりしっかりしており、曲げにくく捻りにくいです(^^;) 以前にご紹介したFlowのようにグルグルと曲げて写真を撮るなど無理なケーブルです。(2015/11追記 ) 私の方は、STAGE III CONCEPTのA.S.P. REFERENCE KRAKENをお借りしていました。これも凄いケーブルなので、今度レポート載せたいと思っています。

 

<以下本文>

【初めに】 お借りしたFMRを含め、今回聴き比べたのは以下の4本。FMR同様、スーパーハイエンドと評するに相応しい実力を備え、その中でも銀素材を導体に用いているものを用いた。よって、JORMA PRIMEやTRANSPARENT PLMM2Xなどの銅ケーブルは比較対象外としている。尚、FMRについては自己所有ではなく、あくまで試聴レビューであることを改めて明記したい(他の3本は自己所有)。

Fmr4

【今回比較試聴したケーブル】

・Argento Audio, Flow Master Reference(通称、FMR)
 主役。Argento Audioのフラッグシップで、導体はシルバー。FMRのXLRと同様にフワフワしているかと思いきや、実際はかなりがっちりとした構造。外見は美しい。
・STAGE III CONCEPTS, A.S.P. KRAKEN

STAGE III CONCEPTSのフラッグシップ。導体はシルバーとパラジウムのハイブリッド。FMRほど美しい外見ではないが、シールドは徹底的。地味ながらしたたかな奴。
・ZenSati, Cherub
ZenSati3兄弟の次男坊。導体はコッパー線に銀コート。外見は、FMRより煌びやか。FMRとは若干異なる方向性のケーブルで、どちらかというと中〜高音域が得意。
・K. Racing Audio Design

DEVICE 0 K. Racingの裏メニュー。表メニューの最上位であるDEVICE 1 SEより更に高性能。外見がEPIPHANYに似ているが、甲子園と大リーグほどの実力差がある。FMRのよきライバル。

 

【レビュー&ライバルとの比較】  今回の主役は何と言ってもFMRなので、FMRを中心としたレビュー構成になっている。

0.FMR単体レビュー FMRの良さはなんといっても、上から下までピュアな音色と勢い溢れる低音域ではなかろうか。今回使用した4本のうち、純粋な銀ケーブルはFMRのみであるが、音色の統一感も随一である。KRAKENなどは、シルバーとパラジウムの良い所取りをしたケーブルで、完成度自体は非常に高いのだが、純粋さという点ではFMRに一歩譲らねばならないだろう。また、低音域の深さ・キレ味は、かの有名なアレグロやNBS BLACK LABEL IIを圧倒するレベルで、世界に冠たる水準だ。総じて、KRAKENやJORMA PRIMEのようなオールラウンダーというよりも、BMI OCEANIC STATEMENTやZenSati Cherubのような「良い所を出してなんぼ」というタイプのケーブルだと感じる。

 

1.FMR vs DEVICE 0 筆者の知る限り、FMRに最も近い音のケーブルはこのDEVICE 0。具体的な共通点は、強大でありながらハイスピードな低音域、前後よりも左右を重視する音の広がり方、全体域にわたって音の粒子感が豊かである点、等々。特に、ズドーンという超低域の落ちっぷりはKRAKENすら凌ぎ、電源ケーブル界でも覇を争うと思われる。正直、底なし。両者とも、S/Nや音の分離よりもFレンジや解像度に優れる印象。温度感や音色について言うなら、DEVICE 0の方が良くも悪くも混じり気・俗っぽさを感じる。FMRは上から下まで混じり気のないホワイトな美音で、孤高。温度感は、FMRがクール、DEVICE 0がややクールといったところか。DEVICE 0の方がやや高め。

 

2.FMR vs Cherub FMRは低音重視、Cherubは高音重視。また、FMRは音像重視で剛健、Cherubは音場重視で軽快。情報量は、最低域まで十全に拾っているという意味ではFMRが、広大なステージいっぱいに音(情報)が満ちるという意味ではCherubが優れる。スピードは、FMRの方がある。日本刀が如く斬り下ろす低域は鮮烈。逆にCherubの場合、まるで春のそよ風の如く音粒子がステージを舞い踊る。確かにFMRほどストイックではないが、中〜高音の美しさとなめらかな耳あたりはこちらが勝る。温度感は、FMRがクール、Cherubはややクール。ステージはCherubの方が広がる(特に前後)が、音の実体感と迫力はFMRの方が強い。

 

3.FMR vs KRAKEN ケーブル単体としての完成度としたたかさはKRAKENが上だが、FMRの方が音に伸びと勢いがあり、エキサイティングだと感じる。FMRと比べると、KRAKENは地味。まず、スピード感はFMRの方が上。KRAKENはスーパーハイエンドでは平均的だが、FMRはトップクラスの速さ。ただ、制御するのは楽ではない。ステージは、横広がりはFMRの方があり、前後を詰めている分、迫力もある。逆に、前後と遠近感はKRAKENが良い。KRAKENの方がS/Nと音の分離に優れるため、より複雑で重層的なステージを織り成せている模様。地味ながら、したたか。総じて、システムに勢い・元気を付加したいならFMR、少し落ち着かせつつ全体の精度を上げたい場合はKRAKEN。 総じて、シルバーのサウンドが好きな方、低音域を強化したい方、周波数レンジを広げたい・解像度を上げたい方、あるいはシステムにスピード感を付加したい方にとっては、FMRは最高の選択肢となり得るのではないかと思う。

 

【おわりに】以上をもって、FMR電源ケーブルのレビューとしたく存じます。FMRは純粋な銀ケーブルとして世界に冠たる存在であり、以前から強い関心を抱いていたものでしたゆえ、この度のご配慮には誠に感謝いたしております。個人的な願望ながら、ぜひSILTECHのRUBY DOUBLE CROWNと比較してみたいケーブルです。

 

 以上がロメオさんから頂いたレポートです。CableFanとは違った切り口で、読み応えたっぷり。前後が逆になりましたが、このレポートを頂いて先ほどの追加購入に至りました。感謝?です(^^;)

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ケーブル類」カテゴリの記事

コメント

ロメオです。ご紹介いただき光栄です。CableFan.netの方では、地味にこういうレビューを載せるスペースが無かったので、このたびの件は大変嬉しいです。
私の方でも、お借りしたFMRのファーストインプレを掲載する予定ですゆえ、しばしお待ちを!

ロメオさん、こんばんわ。

こちらこそ感謝です。頂いた比較形式のレビューは非常に参考になりました。というか背中を押されてお代わりしてしまいました(^^;)

CableFan.netのFMRのレビュー私も楽しみです。引き続きよろしくお願いいたします(^^)/

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