Nuforce DDA-100 使用1ヶ月の感想
写真はメーカーのサイトから。NUFORCE ダイレクトデジタルプリメインアンプ DDA-100です。色はシルバーとブラックの2種類で、とてもコンパクト。なんといってもデジタル入力のみのデジタルアンプという割り切ったコンセプトが素晴らしい。デジタルデータをデジタルアンプで鳴らすなら、途中でデジタル->アナログ->デジタルという無駄な工程はない方が良いですよね。ほぼ同じコンセプトでWadia PowerDAC Mini もあり、憧れのWadiaと思って店頭で試聴しましたが…な感じ。それならばと思って導入したNuforce DDA-100
は思った以上に良かったです。Wadiaのは2010年6月発売なので2年の歳月はこの分野で大きいのかも。
店頭で聴き比べた時の印象では、価格一桁違うLuxman L-507uXと比べて大健闘。音の質感や最低域の伸びは一歩劣りますが、左右の音場、音像の存在感、解像度などは互角でした。サイズと価格を考えれば(選ぶSPにもよりますが)DDA-100で良いなぁというのが店頭での印象。
実際に導入してみると、空間表現や音像、レンジ、解像度などSonus MinimaVintageが相手なら十分という感じ。今までCDPの変更、電源周り、ケーブルやインシュ等々の調整をしましたが、どれも敏感に反応します。システムの音をそのまま出してくる感じで、アンプがボトルネックになる印象を与えません。
実際に使ってみて音質の印象は、ナチュラルでワイドレンジ、高いS/N、ハイスピード。低域は量感より締めるタイプで押しだしよりキレるタイプだと思います。空間や音像も十分に描写できています。まあSPがB&W 805SDぐらいになると、L-507uXクラスのアンプと比べ低域の伸びとか音の質感で差が出てくると思いますが、価格とサイズを考えると手放しにお勧めです。
機能的な面でも必要十分な感じ。PCからUSB接続でも使ってみましたが、やっぱり便利。しかも普段使いノートPCに普通のUSBケーブル(3m)でソフトもSonyのXアプリなのに音質もなかなか。こんどリッピングしてCDPと本気で聴き比べてみようと思っています(^^)/
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