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雑記帳・足跡帳

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ルームアコースティック 検討その1 SylvanとANKH? メカニズムから。

 ルームチューニングで真っ先に思いつくのは以前ならQRDでしたが、今は日本音響エンジニアリング(旧 日東紡)のシルヴァンとアンクですね。ただ、QRDと同じく(もっと?)高くて重い。シルバァンは出物があって導入済みなのですが、コーナーアンクetcと考えると。。。しかも、やっぱり自作したくなりますよね(^^;) 実際に自作されている方もいて、Twitterで知り合った方にも色々教えて頂きました。ネットでも先達の実験例もありましたが、自分なりに自作?導入!?に先立って、技術的な側面を検討してみることに。

 

Ags_sylvan

 

Photo

 

 写真は我が家のシルヴァンです。ネットで見かけない背面の写真も載せておきました。SylvanやANKHのメカニズムは、円柱が波を拡散させることを利用していて、基本的にテトラポットが波を打ち消す原理と一緒ですね。具体的には「反射体構造物、音場調整方法、柱状反射体構造物、部屋、プログラム、音響諸室設計システム WO 2009142267 A1」という特許になっています。繰り返し読みましたが、構造の肝要な部分は特許とPhile-webの広告?記事(その①その②など)に記載されている感じです。特許を読む限りオーディオにありがちな、なんじゃこれ?的な感じはありませんでした。ちなみに、特許は個人的または家庭内での利用を制限するものではないので、自作(販売はダメですけど)は問題なし。

 

さて、特許とPhile-webの記事からは

  • 直径の違う柱状反射体を組み合わせる
    (シルヴァンは、32、45、60mmの組み合わせ)
  • 直径が細い柱を手前に配置する
  • 各列についてランダムに配置する
  • 断面積を直径の違う柱状反射体の列毎にほぼ一定にする

 

が、ポイントのようです。他にもSylvanとANKHを眺めていると、後ろが丸棒でうまく隠れる感じになっている事にも気付くと思います。次いで、円柱と対応する周波数(この周波数以上は100%散乱できる)をみてみます。特許の数式は難しく見えますが、変形すると三乗根(計算サイト)すれば良い感じに。気になる円柱の直径で計算してみましたが、しっかり低域まで効果を狙うと丸棒の太さが半端ないところでしょうか。

 

直径(mm) 周波数(f)
400 175
140 500
120 583
90 778
60 1165
45 1553
38 1842
32 2183

 

 表をみると、部屋で問題になりそうな定在波(50-200Hz)をきちんと対策するためには、直径は40cm!?の円柱が必要に(^^;) 実際に日本音響エンジニアリングの試聴室は前後2段で、奥に太いものが設置されているようです。理論的には、天井を高くして試聴室のようにアンクを前後2段で配置出来れば定在波をコントロール出来そうですが、現実的なハードルは高いですね(^^;) 

 もちろん、100%散乱出来なくても一定の効果は期待出来るので、表の周波数より下の帯域まで効果は出ると思いますが、普通のアンクやシルヴァンでは(直接的な効果としては)中高域のみということに。コーナーアンクだけは、奥の角に太い円柱(120-140mm? の1/4かな?)が入っているため下の帯域まで効果が見込めることになります。

 

 そうなると、コーナーアンク以外だと(理論的には)効果が限定的?だと思われますが、体感的にはそうでも無さそうです。そこで、次回は効果について検討してみます。

ルームチューニング!? 弱点対策その3 レゾナンス・チップ&QR-8

 いわゆるオーディオ用のルームチューニング機材を使った対策で無く、アイテム流用系で部屋のルムアコ弱点対策の3回目です。1回目2回目と比べると今回が一番オーディオぽいかも。と言っても部屋の壁などの対策です。今回試したのは、Reqst Resonance Chip(レクスト レゾナンス・チップ)  GoldとSnow、Acoustic Revive QR-8で、どれも直径は約1cmと小さなチップです。しかも、普段は70dbぐらいの中音量派で、音量を上げて壁をさわってもビリビリと振動を感じるような事は無いのですが、それでも変わってしまうのが恐ろしいところで。。。この顛末と最後にまとめ&レビューをしておきました(^^)/

 

Photo

 

 さて、上の写真が今回試したアイテム達です。貼り付けチップ系としては、おなじみかな?

 

Photo_2

 

 ちなみに、以前はレクストのレゾナンス・チップはCDケースに入っていたのですが、パッケージ変わったみたいです。最近注文したものは、右のパッケージに変わっていました。スノウは少し前に購入して放置してしまっていたので、スノウから試してみました。ちなみに、新パッケージで取り扱い説明書が小さくなった以外は、特に変わり無さそうです。

 

Foq

 

 まず額縁の額の透明なアクリル板に。ここは絶対に音に悪いと思って、音殺しの鳴き止め foQを貼って組み立て直していたのですが、やはりダメで聴く時に布をかけていても鳴ってしまいました。そこで、コンコンと叩いて良く響く位置にレゾナンスチップを貼ると…。おお!というぐらい効果大。もちろん、アコリバのでもゴールドでも効くのでしょうけど、見た目的にスノウしか無いですね。

Photo_3

 

 いい気になって、SP後方や側面の壁もコンコンして良く鳴るところを選んで、スノウを貼りました。遠めに見ても分かりますが、見た目的には許容範囲かな。もちろん、ゴールドやQR-8は無理な感じです(^^;) 壁はさわっても振動していないので、効かないかな?とも思ったのですが、思った以上に効きました。中高域のにじみが取れて、低域もハッキリしてくる感じですね。続いて、前回対策した金属製の欄干にも貼りました。ここは貼り付けると、欄干を叩いた時の響きがかなり変わりました。

 

Qr8_2

 


 続いて板戸に。本当は板戸の表面に貼りたいところですが、開閉で当たりそうで。縁の普段見えない方(試聴位置と反対側)にQR-8を貼りました。キレイなチップなんですけど、SPの方から見ると遠めからでも目立ちますね(^^;) 効果はどうかなぁ?とも思いましたが、これもやはり効きますね。

 

_

 

 板戸は問題点だったので、反対側にもスノウ(写真左)を追加しました。やはり効果は感じますが、木目の上に真っ白だと目立ちます(^^;) 落ち着いた頃にゴールド(写真右)に張り替えました。木目の上だと、思ったよりゴールドが馴染みました(^^)/

 

【まとめ&レビュー】

 試すまでは、どうかなぁ?と思っていましたが意外と効果的でした。どれも同じ傾向で、中高域の雑味や変な張り感が取れ、低域もより明瞭になる感じでした。コンコンと叩いて鳴きor響きが強いところには、試してみて良さそうです。追加追加で気が付けば、スノウ4セット(16個)、ゴールド2セット(8個)、QR-8 1セット(8個)になっていました(^^;)

 

Qr8_3

 

# Acoustic Revive QR-8

 左上がアコリバのクォーツ・レゾネーターQR-8です。黒水晶のチップ。3つの中では、これが一番厚めでボリューム有りました。両面テープは、薄い和紙ベースで交換分も付属しています。機器の上に直径5cmのRIQ-5010も置いているので効果的には心配ないですが、アコリバのスモーキー・クォーツは、しっかり黒いので3つの中では貼る箇所を選ぶ感じですね(^^;)

 効果的には振動を抑制して、音の質感としては上品でなめらかになる印象です。効き具合としては、スノウを明らかに上回る感じです。ゴールドとは良い勝負かも知れません。ゴールドが響きの質を変える印象があるのに対して、QR-8は無駄な振動を抑制して質を高める印象を受けました。

 

# REQST レゾナンス・チップ

 中央と右上がレゾナンスチップです。この手の製品の元祖ですね。スノウの素材はセラミック系で、ゴールドは金属部にアルマイト加工した物のようです。形状的にはゴールドは平べったい感じで、スノウはお椀型です。共に厚さ0.5-1mmぐらいの弾力のある粘着剤が付いています。ラインナップ色々有りますが、現行だとスノウの後にブロウがあって、最新がゴールドでした。他に、ルームチューニング専用のRTも出ていました。

 ゴールドの謳い文句で、最高の制震と書いてあるので、性能的にはゴールドが一番みたいですね。ただ、スノウやRTは粘着材の復旧サービス(スノウ 500円/4個、RT1回無料)がありますが、ゴールドは対象外。とは言えゴールドは定価2800円/4個、スノウは定価3900円/4個、RTは12000円/10個とゴールドが、かなり割安。色はスノウが真っ白で、RTはスノウを少しグレーにした感じ、ゴールドは地味目のゴールドなので、白い壁だとスノウ以外は見た目厳しいですね(^^;) 壁に貼るのであれば、ルームチューニング専用のRTもひかれますが、色が大丈夫ならコスパ的にはゴールドが良いかも。

 効果的には、スノウよりゴールドが効きも質感も良かったですね。スノウからゴールドに張り替えても、明らかに変わる印象がありました。金属とかアクリル板だと問題にならないのですが、スノウを壁(石膏ボード)に大量に使用すると高域が僅かに硬質になる感じが。。。セラミックのキャラかなぁ。一方のゴールドは、効きも良く積極的に貼り付けた場所の響きを良くする感じがあります。色が大丈夫ならゴールドがお勧めですが、大量に使用すると癖は出ると思うので適当にmixして使う方が無難かも知れません。

 

色が黒で良ければ。レゾナンスチップと比べて、貼りすぎの弊害は出にくいと思います。

 

色が真っ白なのが最大のメリット。少なめの使用がおすすめ。

 

色がゴールドでOKなら、スノウよりゴールドがおすすめです。

 

テープ状のfo.Qは音の殺し屋なイメージですが、一つあると何かと便利かも。

ルームチューニング!? 弱点対策その2

 いわゆるオーディオ用のルームチューニング機材を使った対策で無く、アイテム流用系で部屋のルムアコ弱点対策の2回目です。1回目は吸音材でしたので、オーディオぽい感じですが、今回は脱線気味(^^;) ちなみに、普段は70dbぐらいで中音量派で今回対策したところも、音量を上げてもビリビリ振動するような感じはありませんでした。でも、効いてしまうのが恐ろしい。。。

 

Photo

 

 上の写真が今回の対策に用意した品々。②は兎も角、他はオーディオと関係ないぽいですよね。

 

①は荷造りなどに使うポリエスチレンテープ手で固定するためのストッパーです。うちは試聴位置背面に謎の階段があるのですが、この手すりが振動して悪影響?と思い何か固定するものは無いかなぁ?と思い購入してみました。本当はもっと良さげな素材であると良いのですけど。

 

REAL SCHILDは、カーオーディオのデットニングでは定番らしいですね。貼り付けて鳴き止めに使うメタリックブルーの振動吸収材。I改めNさんに教えて頂きました。カーオーディオ関連では色々とレビューあり、評判良さそう。購入する場合は8枚16枚の箱売りがあり、中途半端に買うなら箱売りがお買い得のようです。

レアルシルト匠という厚さを増して振動吸収性約20%向上させて豪華版も出ていますが、カーオーディオショップでの施行用で普通には変えないみたいです。色が黒いのが魅力的ですが、効果的にはノーマルを重ね張りしても同じなのかな?

 

③スポンジです。階段の隙間を埋めるのに何か無いかなぁ?と思って、量り売りでサイズに合わせてカットして貰えるお店(スポンジクッションのソフトプレン)を見つてたので注文してみました。お店をみると、スポンジを使ったクッションとか色々お手頃価格かも。量り売りのスポンジ自体も色々な種類があり、高反発や低反発とかもあるので椅子とかのスポンジ入れ替えなどにも利用出来そう(というかそっちがメイン?)なお店です。

今回使ったのは、白ウレタンチップスポンジというウレタンフォームをチップ上に粉砕して再圧縮したリサイクルなスポンジ。お店に聞いたところ、このスポンジが一番比重が重く密度があり、シッカリした感じだそうです。サイズは1mm単位で指定出来るのですが、届いたスポンジをみると思ったより正確な感じです。リサイクル品なので表面は斑な感じですが、隙間に詰めるので問題なし。気持ち大きめにして押し込むとちょうど良いかも知れません。

 

Photo_2

 

そして、色々対策したのが上の写真です。まず、①の荷造りPPテープで金属製の手すりを固定(写真右)してみたのですが、笑えるぐらい効きました(^^;) 今回のC/PではダントツでNo1です。中高域の付帯音が減って、クリアになるだけで無く低域もキレイに出るようになりました。

②も①と同じ方向で効きました。ただ、作業は結構大変。まず、段ボールで型を作って、無駄ない取り方を検討。それから切り抜きなんですが、けっこう切るのが大変。ハサミで切ると断面がギザギザな感じになるので、切れ味の良いカッターでしっかり動かないように押さえて切った方が良い感じです。私は、家にあったオルファの大型カッターで作業しましたが、特選黒刃を別に用意するか初めからスピードハイパーL型を用意した方が良かったかも。そして、ずれないように貼り付けてシッカリ密着させました。密着させないと効果が薄くなるようです。

③も地味に効きました。こちらは、にじみが無くなって、クリアになる方向ですね。「音だまり」と言われたりしますが、やはり部屋のデットスペース的な場所は対策すると変わるようですね。オーディオ専用ルームだとこんな対策は不要なんでしょうけど、うちはリビングオーディオなので地味?な対策の積み重ねが大事な感じです(^^;)

 

 

 


ルームチューニング!? 弱点対策その1

 今回はいわゆるオーディオ用のルームチューニング機材を使った対策で無く、アイテム流用or小物系で部屋の弱点対策を行った顛末シリーズ(全3回。その2その3も良かったら見てみてくださいね)です。以前はゴチャっと具合が、ナチュラルな拡散&吸音になっていたようで、頑張って部屋を少しスッキリさせてら音が悪く(>_<) 現状を確認するために、スッキリさせた場所をごちゃっと戻したら、やはり音が良くなりました(^^;) 部屋が片づくと壁などの影響が強く出るようにな感じですね。仕方ないので対策に乗り出しました。

 

Photo

 

 どうしようか少し悩んで、まずは吸音材をドカン!と購入しました。自分で注文したのに届いてビックリのボリューム(^^;) ホワイトキューオンというペットボトルから作った製品で室内に置いても問題ないタイプ。メーカーのグラフをみるとロックウールと同等の吸音効果(いずれにせよ低域は無理)があるようです。厚さは50mmと10mmと7mm厚の三種類で、7mmはピアノとかの下に敷くタイプのようです。サイズは、415x900mmや300x415mmなど。自力のカットは難しいので、カット希望ならメーカーのサイトから注文を。ただ、送料etcで割高な感じです。安値だったアマゾンで厚さ50mmの415x900mmと10mm厚の300x300mmと600x910mmを購入。300x415mmは送料と天秤で他のショップから購入。

 

Photo_2

 

Photo_3

 

 真っ白で軽くキレイです。50mm厚はふわっと柔らかい感じで、10mm厚はボードみたいな感じですね。高い所にピンでとめても(落下しても)心配なさそうな感じです。効果はシッカリで、音をかなり吸う感じです。10mm厚の方が効果はマイルドですが、定番?な一次反射点とか試聴位置後方とかに使うと効きだと思います。どちらかというと、家具の裏の隙間とか変に音が反響して悪さしてそうな場所に良さそうです。

 

Photo_2

 

 自分はオーディオと違うコーナーにあるラックの下とかテレビの後ろ、試聴位置後方にある扉付きの棚の中など入れました。すると、明らかに「ぼわん」とした感じが取れてクリアになりました(^^)/ でも、部屋を片付けるために余計なものが増えるなんて、私は断捨離とか絶対に無理そうです(>_<)

 

 

 

 

Crystal Absolute Dream AES デジタルケーブル レビュー!

 ご紹介がすっかり遅れましたが、2015年秋に出物をみつけて購入しておりました。CrystalcableのAbsoluteDream(AD)は、インコネ電源に続いて3種類5本目。ADのデジタルケーブルの情報は皆無だったのですが、2013年末にゲットしたDreamline FireWireケーブルが良かったので、間違いなだろうと突撃。もう1本出てこないかな?と待っていましたが、残念ながら出物は無くお蔵入りでした(^^;) Odin2のインコネ&SPケーブルの陰に隠れて、ちょっと可哀想な子でした。

 

Crystal_absolutedream_aes_2

 

【外観】
 写真のように、クリスタルのケーブルはどれも美しい見た目ですよね。電源やインコネと違って、太めの3本構造で定価も電源より割高になっています。ただ、太めと言ってもStage3のCHIMERAとかに比べると細くてしなやか。取り回しは問題なしです。

 

Crystal_absolutedream_

 

 なお、端子はNordost Odinと同じくフルテックの最高級品 CF601M(R)CF602F(R)がベース(そのまま?)ですが、プラグにCrystalの刻印(模造品対策で写真にはモザイクを入れてます)が付いています。

 

【音質】
 デジタルケーブルは過去にも色々と試していますが、Nordost Valhalla/Valhalla2, AugLine PipeShield NEO+α、Stage3などが優れていました。それぞれ性能的には十二分によく、それぞれ個性があるので、使い分けしても面白そうだなぁとも。ただ、やはりOdinとAbsoluteDreamのデジタルケーブルは、やはり別格という感じ。もちろん、お値段も狂気の沙汰になってきてますが。。。やり取りしている北米のショップの話でも、このクラスのデジタルケーブルは、滅多に出てこない(新品も売れてない)そうです。

 

 Nordost Odin Digital AESとの比較だと、かなりな部分がインコネの比較レビューの印象と被る感じですね。端的に言うと、抜群のキレとリズム感、ノリの良さで聴かせる音像タイプ。黒を沈める代わりに明るさのピークを伸ばし陰影感を増しますが、ただ全体を明るくするわけではありません。躍動感や抑揚表現にすぐれ、音像タイプながら空間表現や基本性能もOdinと互角に戦える希有なケーブルだと思います。

 

【Twitter風まとめ】
最近Twitter始めたので、Twitter風にまとめてみました。

 

# Odinと比べて良いところ

  • ノリとリズム感が良く楽しい。
  • 躍動感に優れ抑揚表現が上手い。
  • 力感あり抜群の音像表現。
  • 低域に厚み、キレがあり音が前に来る。
  • 明るさのピークを伸ばして陰影感を増す感じ。
  • S/Nは負けていない。
  • やや暖色で明るく非常にカラフルな色彩感。
  • 温度感はニュートラル。


# Odinと比べてここがダメ

  • 情報量がやや減少。
  • 空間的にやや狭い。奥行もやや浅くなる。
  • 定位やfocus感もやや甘くなる。
  • 最低域の伸びが僅かに浅い。

 

【まとめ】
 空間系の雄であるOdinが、空間表現や抜群のFoucs感があり基本性能は僅かにADに勝る感じですね。インコネより上流のためか、インコネと違いADよりOdinの方が低域の沈み込みは良かったです。しかし、それ以上にADのノリが良くカラフルな色彩感、音像表現は魅惑的で、OdinとADを比べてADを選択するのもアリ。DualAESとの相性ではOdin優位?とも思いますが、OdinはADと比べると地味に感じるので、1本で使うならADの方が聴いていて楽しいです(^^)/

YG Sonja XV jr. 超弩級スピーカー!

 2016/12月に発表されたYG Acoustics Sonja XV jr.の試聴レビューです。うちで使っているソーニャの上位モデルとして登場しました。同じYGユーザーとして気になっていたので、日時と場所を変えて試聴しています。また時間見つけて行きたいと思っていますが、一度まとめておくことに。試聴での感想ではありますが、Sonjaは家でしか見たことも聴いたこと無いので、家のスピーカーより色々な環境で聴いているかも(^^;)

 

Soniaxv_1

 

Soniaxv_2_2

 

Soniaxv_3

 

# Sonjaからの変更点

 なんと言ってもウーハー・タワーが増えて左右で4本!?になってビックリ。ウーハータワー追加って、かなり力業な感じですよね。しかし、個人的に今回の大きな変更だと思うところはツイーター。今まではソフトドームでしたが、アルミを三角のリブ状に削り出し、ソフトドームとのハイブリットに変更(下の写真です)となっています。
 また、ユニットもツイーター(1個)、15cm(2個)、26cm(1個)の構成からツイーター(1個)、15cm(2個)、18cm(3個)、26cm(2個)となり、新たに18cmミッドが3個追加に。今までは1750-65Hzの広い範囲を15cmミッド2個で鳴らしていたが、1750-337Hzまでを15cmミッド・ハイ2個、337-65Hzを18cmミッド・ロー3個で鳴らすように変更となっています。代理店によると、ユニットにかかる負荷が減り、中高域の表現力が増したそうです。

 

Yg_soniaxv_tweeter

 

# デザインとサイズ

 基本的な造型はSonjaを引き継いでいます。ただ、ウーハータワーは本体より横幅があり、4本並ぶ存在感は抜群。スペック表には無いですが、実測ではウーハー・タワーが幅37cmで本体より太く迫力満点。メイン・タワーのサイズはSonja1.2と同じなので、幅330mm 奥行495mm 高さ1285mmのはず。重量もスペック表に無いですが、YG Acoustics Sonja1.2は1本 146kgで、XVは4本なので、値段はポルシェ・フェラーリで、質量も軽自動車並みに進化しちゃったみたいです!?(StereoSound誌に載っていました。メイン:W330D635H1285, 135kg、ウーハー:W370D610H1285, 110Kg )
 デザイン的には4本になったより、本体にユニット6個並ぶ感じが個人的には生理的に微妙な感じ。とは言え、各社の超弩級スピーカーに負けない危険なオーラを放つようになりましたね。

 

# 接続

  本体の1段目と2段目に切れ目付近にSP接続端子が3個(ツイーターとミッド、ロー)まとまっていました。YGとしてはバイワイヤ接続が推奨とのこと。ウーハータワーにはネットワーク無く、本体の下部にある端子からジャンパー線でウーハーに接続されていました。分かりにくい写真ですが、上にある赤とシルバーの端子3個がSP接続端子。下の方で青と緑の線が接続されいる所がジャンパーの端子です。フルSonja XVは3段で、メイン・タワーの3段目にウーハーがあるからだと思いますが、jrだとメインとウーハーが別なので、ジャンパー線で取り回す必要があるのは気になるところ。

 

Soniaxv_4

 

# 配置&セッティング

 試聴位置から等距離になるように4本設置した方が良いのかと思いきや、ウーハータワーは本体より下がっておくのが推奨とのこと。ウーハータワーを本体の外側か内側のどちらに置いた方が良いかは、部屋によって変わるようです。ただ、試聴位置からウーハー正面が見えている必要はありそうですね。

 セッティングは、まずウーハーが内側か外側が良いかを試してみる。次いで本体を合わせてから、ウーハータワーのセッティングを詰める方が良さそう。おそらく本体は単体のSonjaと同じように、試聴位置の少し後ろでクロスするように設置し微調整。その後にウーハーの調整ですが、そこまで設置の自由度は無く主に前後に動かして微調整する感じ大丈夫とのことでした。

 全部で4本配置するとか絶対無理!って思いましたが、代理店で聴かせて頂いた時は、本体とウーハーの設置面積は横84cm縦115cmに収まっており、意外と不可能でも無いかな?という感じです。

 

# Sound Impression/音質

 一番のインパクトは空気感、臨場感の凄さ。鳴りだすと部屋を無視した大きな空間が現れ、空気感や臨場感に圧倒されました。ライブ物だと収録時の空間そのものが再現されるような感覚で、今まで感じたことがない世界を描き出していました。本体とウーハータワーで、部屋の空気全体を動かすことで、圧倒的な空気感を描き出しているのかも。通常と違いツーターの高さにもウーハーがあり、上下の広い範囲で低域が出るのもポイントかも。別件で聴いたNautilusも臨場感が凄かったのですが、同じ「臨場感」でも種類が違う感じですね。

 この出で立ちですから当たり前だと思いますが、レンジは上下共に最高レベル。音数も非常に多く、抜群の解像度と分解能、そして全域でフラット&ハイスピードで整っていました。他のYGとも共通ですが、全くにじみの無い音で厚みや量感を感じる音ではありませんね。何より超低域まで中高域と同じ質感と解像度を保ち普通に出してくるのが恐ろしいところです。

 SIS店頭だと壁際の試聴位置でセッティング(壁際から一歩前で聴きたい)されており、定在波の影響を大きく感じました。代理店で聴かせて頂いた時は相当良かったのですが、アンプが相対的にパワー不足な感があり鳴らし切れていない感じでした。セッティングも追い込めてはいないと思うので、どうしても家と比べると音が合って無い感じがありました。しかし、それでも音は非凡であり、巨大で超ワイドレンジ&フラット&ハイレスポンスなフルレンジスピーカーのようです。Sonja単体でも同じ印象がありますが、XVは同じフルレンジでもサイズが巨大な印象ででスケール感が違いました。

 また、新しいツイーターは非常に解像度が上がっているようです。ただ、今までのソフトドームとはキャラは少し違って、キツさは出やすいような感じも。今後、ツイーターのアップデートがあるかも知れませんが、質感の違いから交換は悩みそうです。

 

# まとめ

 Sonja XV はJr.でフルXVもありますが、ウーハーが2カ所に分かれるとセッティングの難易度があがるような気もするので、Jr.の方がサイズ的にも使いやすいのかも。ポン置きでもアンプが力不足でも相当なレベルで鳴っていました。ただ、能力が非常に高い分は、追い込んでキッチリ合わせるのは相当大変そう。その分は、合ったときは本当に恐ろしい音で鳴りそうです。私は色々な面で導入難しいですが、実際に導入されて鳴らされている音を是非聴いてみたいと思いました。

Kojo クリーン電源 強化!

 個人的におすすめクリーン電源の光城精工(Kojo)さん。電源周りの記事は、以前にまとめ記事を書いていますが、他にアキュフェーズからPS-520(510VA)とPS-1220(1200VA)、ラックスマンからもES-1200(1200VA)という補正タイプが発売になっています。ただ、両方とも使用している壁コンセントが四角い2連タイプで交換などは難しいそう。価格的にも、PS-520でも定価40万円、ES-1200(クリーン電源なのにスイッチング電源使用!?)は58万円。。。

 

Kojo_aray_fairly

 

 Kojoは電研を引き継いだリジェネレーター(電源再形成)方式です。補正するぐらいなら作り直した方が良いのでは?と言う考えもあって、手持ちのKojo クリーン電源を強化して貰うことに。ちなみに、手持ちにはDA-7050T(500VA)が2台、Fairy Mk2(200VA)、Aray Mk2 SE(1200VA)の4台ありますが、Aray以外は中古入手。でも、カスタマイズなど分け隔て無く対応して頂けて助かります。

 以前にもDA-7050Tで103V化やアイソレーション追加など対応して頂いたのですが、今回はFairy Mk2(写真右)とAray Mk2 SE(写真左)を。カスタマイズのメニューとしては、出力電圧調整と使用している壁コンセントの変更をお願いすることに。ちなみに、商用電源の範囲は95-107Vを維持することになっており、我が家の壁コンを測定すると103Vでした。むか~しハンコックさんとPS AUDIOの電圧を変えて試した実験からは、100V-> 103V-> 105V-> 107Vと上げていくと力感やキレが良くなる印象でした。電圧はもっと高くしようかとも思いましたが、機器の負担、壁コンからの出力と合わせる意味もあり103Vでお願いしました。

 

Leviton

 

 元々の壁コンセントは全てPS AudioのPowerPorでした。交換先はレビトンの特注品です。インレットは、ArayがFURUTECHのINLET-G、FairyMk2がFI-10(R)で、今回は変更しませんでした。FI-10のロジウムメッキは少し気になるのでケーブル落ち着いたら、
ETP-600CUINLET-GPower Inlet Rに変えようかとも。ちなみに普通に手には入る壁コンセントだと、ベリリウムのOyaide R-1かルテニウムのリプラスが良さそうです。R-1は比較的メリハリ系ですが、使いやすく無難な印象です。モカさん情報だと、RWC-2RCはけっこう高性能系で良さそうですが、ちょっとお値段が(^^;)

 

 

 サポートさんは以前も神対応でしたが、今回もとても良くして頂きました。GW前のタイミングでしたが、数日で作業して戻して頂けました!梱包も厳重でした!感謝です(^^)/ 

 

Kojoup1

 

 少し落ち着いての感想ですが、やはり力感や温度感、全体の情報量など改善しましたね。両方一緒に行っていることもあり切り分けが難しいですが、力感やキレの向上は電圧の調整が影響しているかな?

 

 記事を書いたときは、AmazonのAray6(販売元もAmazon)が妙に安かったです。詐欺的なマーケットプレイスあるようなので、Amazonのマケプレは購入先要確認!です(^^;)

高音質 おすすめCDアルバム 石川さゆり(^^)/

 石川さゆりは、ホントに情景と情念が凄いですよね!彼女が歌い出すと、歌の情景が一気に広がって、主人公の情念がぐぐっっと迫ってくる気がします。しかも、いつまでも本当におきれいだし、上手に年を重ねているなぁと思います。元々大好きでしたが、さらに好きになってCDを買い集めたのはStereoSound誌(No173 2009/12)のインタビューを読んだのがきっかけでした。

 

 このインタビューで強く記憶に残っているのは、歌を上手く歌うというレベルを超えて、最終的なアウトプットである作品(CD)のクオリティまで、キチンとこだわられているということ。収録時も、単に自分が歌うときだけスタジオに行くのでは無く、伴奏だけの収録でも隣で歌うと演奏が良くなるから、出来るだけスタジオに行かれるそうです。そりゃ演奏する方も隣で石川さゆりさんが歌ってくれたら、演奏にも力が入りますよね。しかも、ご自身もTANNOY Edinburgh(名機!)というスピーカーを愛用されていて、ヘッドフォンもゼンハイザー HD560をお使いだとか。自分のCDも、ラジカセでもヘッドフォンでも大型スピーカーでも、どれで聴いてもちゃんと良い音で聴けないとダメ!と。歌手の方で、ここまで自分のCDを自分の作品としてこだわられる方は少ないのでは無いかと思います。

 

 そんな彼女の名曲達、天城越えや風の盆恋歌、朝花、夫婦善哉etcを改めて聴きたくなって、手持ちのCDを聴き比べたのでレビュー&おすすめCDのご紹介をしておきますね(^^)/

 

Ishikawa_sayuri_cd1_2

 

 聴き比べは一番の大好きな「津軽海峡冬景色」で行いました。左の2作品、20周年記念全集『道』石川さゆり ベスト・コレクション 1977-1996  は、デビュー当初の音源が使用されていました。音質的には、ベスト・コレクションの方が聴きやすい感じです。他に初期の音源で良いのは無いかな?と思って、新たに購入したのがこちら。

 

 

 最後に天城越え(1886)が入っているのは無理矢理感がありますが、1973-1978まのデビュー当初の曲が中心。2枚組40曲というボリュームで、石川さゆりのアイドル?時代を堪能したいという方は、こちらのアルバムがお勧めです。CDの音質もかなり良くて、石川さゆりの若いときの歌声が鮮やかによみがえります!これもかなりお勧めです(^^)/ とりあえず有名曲だけオリジナル録音で聴きたい!という事であれば、石川さゆり ベスト・コレクション 1977-1996 が聴きやすい音質になっていて良いかも。

 

 初めの写真だと右側が新しい音源でした。一番手前は、ステレオサウンドから出たフラットトランスファーで高音質を謳うお高いCD-R(完売)です。音質的には、25周年記念大全集とステレオサウンドのCD-Rが、ほぼ同レベルという感じでした。

 

 この25周年記念大全集は、1998年発売でCD3枚組39曲収録。ボリュームもさることながら、なんと初期の29曲が新録音されています。つまり、ほぼ新作アルバムと同じ。録音やマスタリングも通しで行われたと思われ、音質も非常に整っており全編で高品質です。今からだと中古しかないですが、状態の良いものがお買い得価格であれば、非常に強くおすすめします。もちろん、40周年記念CD BOX も悪い訳ではないですが、すでに45周年記念CD BOXが出ているので、今から購入する必要は無いかも。

 

 カバーetc含めて一通り聴きたい!という事であれば、45年記念CDボックスがDVDもついていて良いかも。CD5枚組+DVDという豪華仕様。ちなみに40周年はCD5枚組(DVDなし)でした。下でもご紹介する「20世紀の名曲たち」のベスト1枚あり、「X-cross」シリーズからも数曲入っているので、とりあえずコレを買えば大丈夫な感じですね。

 

Ishikawa_sayuri_cd4

 

 続いて、オリジナルアルバムなどを。X-CrossX-Cross 2 は、それまでにない試みで、奥田民生、椎名林檎など色々なアーティストの方とコラボ作品。定番の名曲達が凄すぎるので、豪華コラボもパワー不足?とも思いますが、違う石川さゆりの一面を聴けて面白いかも。もちろん枠を広げようという活動もすばらしくて、2017/7/19発売予定のX-CrossⅢは、小渕健太郎(コブクロ)他とのコラボで、かなり期待出来そうです(^^)/

 

 

 また、レコード会社を3社またがって続けられたカバー集 20世紀の名曲たちは、3枚セットのアルバムが再発売されて手に入れやすくなっています。埋もれかけている名曲を発掘しようというコンセプトは素晴らしく、内容的にもバッチリ。ただ、性格も良くて優しい石川さゆりさんは、原曲に遠慮しているような感じで。自分のモノに出来ていないというかしていない感じなのが、少し残念なところ。良くも悪くも完全に自分の歌にしちゃっている、美空ひばり(ミソラヒバリ カバーソング コレクション お勧めです!)とは違う感じです。

 

 一方で、2000年から発売された数年おきに発売されたオリジナルアルバムのさゆり Ⅰ/さゆり Ⅱ/さゆり Ⅲ/さゆり Ⅳ はかなりお勧め。ただ、もう1~3は絶版でプレミアも付いてるので、上のBOXとか制覇された方だけで良いかとは思います。4は普通におすすめ。そろそろ絶版?とも思うので、プレミア付く前にどうぞ(^^)/

 

TiGLON インコネ MS-DF12X 試聴レビュー

 良さそうなインコネがあったので、試聴させて頂きました(^^)/ マグネシウム合金で有名なティグロンの2016年夏発売の新製品。定番のマグネシウムシールドと、導体に「ディップフォーミング無酸素銅(DF-OFC)」を採用したのがポイント。もちろん導入を考えて、今回もガッチリ試させて頂きました。感謝です(^^)/

 

Msdf12x

 

【構造・外観など】
写真の内側、黒い方がTigLON MS-DF12Xで、外側の白い方がNordost ODIN2です。メーカーのHPはこちら。ちなみに、同じシリーズで、RCAのMS-DF12R、SPケーブルのMS-DF12SP、電源ケーブルのMS-DF12Aと全て出揃っています。型番からモデルが分かりやすくて良い感じですね。ちなみに、定価¥32,000でした。

 

マグネシウムシールドだと思いますが、内側に金属リボンが巻かれているみたいです。導体に「ディップフォーミング無酸素銅(DF-OFC)」で、この製法は米GE開発の歴史ある技術で、温故知新的な導体ですが、製造している昭和電線のHPをみると純度は4N以上で、導線表面もなめらかとのこと。

ケーブル自体の印象としては、太すぎず細すぎず。あるていど弾力はありますが、普通に曲げられるので取り回しは良かったです。端子はNEUTRIKの標準品で必要十分な感じでした。

 

【試聴にあたって】

  • TiGLON MS-DF12X ¥32,000
  • Nordost ODIN 2 $24,000

 

DACとプリの間で試聴しました。もちろん、導入も視野に入れての試聴なので、リファレンスが比較相手。したがって、容赦なく上記の対決になりました。

 

【音質レビュー】
 まず、S/Nは素晴らしいと思いました。残念ながらODIN2には及びませんでしたが、クラス的には出色だと思います。マグネシウムシールドの効果でしょうか。スピード感も良くて、リズム感は保っています。ただ、ロドリゴを聴くと低域は解像されずに団子状になってしまっています。キレも甘い感じでした。

 レンジ的には、上はもう少し下はもっと伸びて欲しいところ。しかし、やや高域に響きがのる印象もあり、高域はそれほど不足は感じないかもしれません。

 情報量や解像度はやや物足りず、三次元的な定位は甘くなります。
しかし、音数はある程度保たれており、スカスカした感じにはならない。音の質感はなめらかで好印象。温度感や音色は自然でニュートラルでした。

 空間系と言うより音像系で、空間は左右2回りぐらい狭く感じますが、音は結構前に来て、音像は少し大きめですが、力感あり楽しい感じです。

 

【まとめ】
 大型スピーカーだと低域のレンジが問題になるかもしれません。しかし、ブックシェルフとかなら気にならないレベルかも。音作りとして、全体のバランスは悪くない印象です。この導体はウエスタンエレクトリック製アンプの内部配線にも使われていたとか。そう聞くと、最新機器だけでなく名機と言われる味のある機器にも相性良さそうですね(^^)/

Constellation CENTAUR MONO 試聴レビュー

 オーディオ界のドリームチームを集めて企画されたコンステレーション オーディオ。日本ではStellaが扱っています。その中間グレード(と言っても弩級ですが)のパワーアンプを試聴していました。2015年の夏に。。。 記事にしようしようと思ったまま一年半経過(^^;) 既に後継機が出ていますが、なかなか機器のレビューは見かけないので、サラッと記事にしておきました。何かの参考になれば。

 

Centaur_mono

 

 左右に組であるデカい箱みたいなのが、CENTAUR MONOです。間にあるAyre VX-R がコンパクトに見えますが、CENTAURが巨大です。奥行控えめなのが救いですが。。。 もちろん、この世にVIOLA Bravoとかありますが、ウチでは仮設置も無理(^^;) 重さは片方で46.7kg、パワーは500watt(8Ω)、ゲインは26db(ConcentrationDirect 14db)です。迎え撃つAyre MX-RとVX-Rは、非力だと思っていましたが、重さ23/35kg で、パワーは 300/200watt(8Ω)でした。単純に合計すると、重さ81kgで500wattとなり互角みたいです。Ayreコンビのセッティング重くて大変な訳だ。。。

 

【外観&機能】
 見た目的には、でっかいアルミの箱です。シンプルなデザインですが、存在感は凄いですね。面白いのは、入力が2系統有って通常の入力(XLRとRCA)と、Constellationのプリ専用のダイレクト端子(XLR)が分かれているところ。Line Stage Gain Module が組み込まれていて、他社のプリであれば、このモジュールを通るようにされています。このモジュールをバイパスすると、14dbとかなり低いゲインとなります。したがって、Constellationはパワーアンプのゲインをかなり絞り、プリを高出力にしていると思われます。そうなると、コンステレーションのプリだけ使うのは難しいのかな?
 今回試してみたかったのは、このダイレクトモード。普段はDACの出力を2Vにしているのですが、これを6Vにするとちょうど良いのでは???との期待です。

 

【音質インプレッション】
 まずは通常の入力から。ちなみにSPケーブルはバイワイヤで繋ぎました。とても音が上品かつ繊細でスムーズです。嫌な音は出さないタイプですね。AyreのMX-RとVX-Rのセットに比べても、S/Nは一段上で、解像度やや向上し情報量が増える感じなのが驚きです。レンジは上下とも互角な印象ですが、低域の量感は増す印象。音像はもボーカルの音像シッカリで好印象。温度感は下がると言うほどでは無かったです。空間も左右はAyreに負けずと広がります。
 一方で、音は前に来ない感じで後方展開気味の音場です。また、Ayreに比べるとキレはやや低下し、スピード感も少し鈍る様子。ロドリゴとかは、音が柔らかいというか腰が無い感じになってしまいました。

 

 さて、本命のダイレクトモードです。モジュールをバイパスして、スピード感や力感が増せば…と期待して試聴開始です。念のためDACの出力は2Vでプリのボリュームを上げる場合と、DAC出力を6Vに上げるパターンで試しました。実用的には、どちらも使用出来ましたが、どちらもパッとせず。。。確かに、力感やキレは多少は改善するのですが、Ayreに比べると物足りないレベル。やはりAyreはキレやスピードは一級品みたいです。一方で、美点だったS/Nなどが悪化して、ザラザラとした質感で全く違う印象になってしまいました( ・_・;) もちろん、推奨される接続では無いので文句言えないですが(^^;)

 

【まとめ】
今回試した印象からは、Line Stage Gain Moduleは相当強力で、音を磨き上げて美音にするようです。ケーブルで例えると、Stealth Indraのような脚色を感じました。とは言え、AyreのMX-R/VX-R コンビが相手でも、勝るとも劣らない基本性能はさすがの一言。普通はセットで使うと思いますが、パワーだけならCHみたいな高解像度バリバリなソース機器を、パワーアンプダイレクトで使うとかだとちょうど良いのかも知れません。

«Argento Audio Flow Master Reference XLR & Nordost TYR2 Interconnect & Augline Horus NEO 比較レビュー

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  • 2016/05/23
    憧れだった専用分電盤も馴染んできたようです。PCオーディオと合わせて、Nautilus802再稼働中です(^^)/
  • 2015/05/28
    スマホで表示すると、変な広告が入って目障りだったので有料版に移行しました。少しスッキリ?複数のブログ持てるようになったので、オーディオ以外のブログも作ってみました。基本的には、自分が気になって(欲しくなって)調べたお買い得情報など<

    目玉親父の物欲ランドす。ぼちぼちと更新しますので良かったらのぞいてみて下さいね(^^)/

  • 2014/06/16
    お勧めのCDなどを紹介するストアページ作りました。徐々に充実させていきますので、よろしくです。
  • Coming soon!
    Nordost Odin 2、Crystal Cable Absolute Dream interconect、Chikuma Possible-4G、CENTAUR CENTAUR Mono

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    付録のCDと共に非常に実践的な聴き方&音のとらえ方がセッティングのやり方と共に解説がされています。おすすめです(^^)/

  • リンダ・ロンシュタット&ザ・ネルソン・リドル・オーケストラ -

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    Celine Dion: New Day Has Come (Ms) (Sl)
    セリーヌ・ディオンの産休復帰第一弾アルバム。All The Way...A Decade Of Songと共にSACDの中でも高音質です。かなりプレミア付いていてお勧めしにくいですが、数は出回っているので焦らず探してみてください。

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    Sarah Brightman: The Very Best of 1990-2000
    初期の日本未発売のベスト盤。【Fly】【Time To Say Goodbye(Timeless)】【Eden】【La Luna】を一枚にした感じですね。非常にまとまりが良く、音質も良いのでお勧め。空間表現やサラの歌声のチェックに使っています。

  • 綾戸智絵 -

    綾戸智絵: LIVE!
    ジャズですが、お笑い満載で聴いていて楽しい1枚。ディナーショウ?の雰囲気(拍手や食器の音など)のチェックと共に、楽しくノリノリで聴けるかどうかの確認に使っています。

  • 川江美奈子 -

    川江美奈子: letters
    中島美嘉、今井美樹、平原綾香、一青 窈などへの提供曲のセルフカバー。ピアノの弾き語りですが、非常に音質の良いCDです。ボーカルの情感のチェックに使っています。letters2~愛に帰ろう~と共に女性ボーカル好きならおすすめですよ(^^)/

  • Holly Cole -

    Holly Cole: Don't Smoke in Bed
    ジャズファンで無くても聴きいる一枚。音質的にもリンク先のアメリカ版がお勧め。多くの方には何を今更って感じだと思うのですが、まだの方はぜひ聴かれて見てください(^^)/

  • 寺井尚子 -

    寺井尚子: ライムライト
    バイオリンメインのジャズカルテット。ムーディなPreludeからアグレッシブな演奏のChacomeなど、おなじみの曲が揃っています。。スピード感やキレ、バイオリンの響きなど、チェックに最適。お勧めの一枚です(^^)/

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