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LINN Klimax DS 3世代比較レポ ~DS/K、DS2、DS3~

 新しいDS3が発表されたLINN Klimax DSです。言わずもがなですが、2007年に登場したPCオーディオの先駆けであり現在もトップ争いをしているネットワークプレイヤーの雄ですね。今回のバージョンアップでは、DACが刷新され使用されているチップがWolfson WM8741から旭化成VERITA AK4497EQに変更になると聞いて、旧モデルが無くなる前に聴いておかねば!と試聴に出かけ、3世代のDSをじっくり聞き比べたのでレビューしておきますね(^^)/

 

Soundcreate2

 

聞き比べたのは以下のモデル。見た目は一緒(違いはDS/KにExakt Link 端子が無いだけ)です。簡単に各アップデートの履歴もまとめておきました。私が解説するのもアレですが。。

  • Klimax DS/K 参考資料
    クロックシステムの変更によるジッターの低減、電源レギュレーターの搭載、出力にトランスの変更&強化を行った日本限定モデル。2011年登場。

  • Klimax DS/2 参考資料 
    クロックシステムの変更によるジッターの低減、DAC基板とレイアウトの刷新。Exakt Link 端子の追加。2015/04 登場。

  • Klimax DS/3 参考資料
    各回路に対する電源供給の強化に加えて、D/A変換プロセス直前でのデジタルデータ最適化や「KATALYST」という新DACアーキテクチャーを開発し回路を一新。DACチップも旭化成VERITA AK4497EQに変更。2016/10登場。

 

Soundcreate

 

 予約して伺ったのは、Linnならココでしょ!と思い銀座のS店。担当して下さったのはIさんで、とても対応がスマートな方でした。試聴時のシステムは、スピーカーが最新のB&W 803 D3、プリメインのOctave V80SEとシンプルなシステム。持参したいつものCDをリッピングして頂きました。繋いでいる順番もあって、DS2->DS3->DS/K->DS3と試聴しています。ただ、803D3がまだ新しい為かV80SE(素敵なプリメインですよ!)だと鳴らし切れていない感じがしました。DS2はトップバッターのため少し辛口な印象になっていますm(_ _)m

 

Klimax DS2
 セッティングの影響が強いと思うが、音場は後方展開で音が前に来ない。左右は十分広い。低域出て無く腰高で高域の伸びもイマイチな印象だが、アンプとスピーカーのエージングの問題かも。温度感は低くないがOctaveの影響かも。力感なくキレも悪い。前の音と次の音が被る。情報量は感じるが、音の分離が悪いため解像度イマイチで、音像はわかりにくい。ボーカルの質感は悪くないが、定位もあまり良くない。特に音数が多いとダメになる。S/Nは凄いとまでは感じず。。。

 

Klimax DS3
 出だしからDS2より明らかに良く別物。さっき聴いたのはKlimaxDS2じゃなくてAccurateだったのでは???と思うほど。音場が後方展開なのは同じだが、少しは音が前に来るようになる。左右はDS2と同じく十分広がる。ボーカルはシッカリしてきて音像も分かりやすくなる。ただ、立体感はまだ不足を感じる。解像度や情報量は一段上。S/Nも半~一段上な印象。レンジも上下に少し伸びて、力感やリズム感、躍動感も良くなっている。DS2より劣る部分も探してみたけど、特に発見出来ず。

 

Klimax DS/K
 DS/Kは望み薄かな?と思って聴き始めましたが、思ったより悪くないですね。S/NもDS3にかなり迫っている印象。音場はDS2より自然な感じだが、やはり音は前には来ない。左右も3台のなかでは狭く感じました。音像はDS3に比べてハッキリしなくなりますが、DS2と比べると大差無いような。DS3/DS2と比べて温度感も低めで解像度や情報量はDS2より少ない感じですが、そのためかスピード感はDS3と同じく十分な感じ。ただ、音数が多く早い曲だと処理しきれない印象は、DS2より強く感じました。

 

【まとめ】
 試聴レベルでは、DS/KとDS2はチューニングの違い程度に感じました。DS2は、情報量が増し音数が増えていますが、S/NはDS/Kとさほど違わないためKlimaxDSから想像する絶対的な静寂感は薄く感じました。また、温度感はDS/Kより高く感じるのですが、リズム感や躍動感はDS/Kと差を感じないので、DS3を聴いてしまうとバランスが悪いというか発展途上な感じが。。。個人的には、DS/Kの一歩下がって少しCoolに音楽を分析するような感じはKlimaxDSのイメージに合っているように思いました。サラブライトマンやKatherineJenkinsなどは、DS/Kと相性がかなり良かったです。もちろんDS2が優れている部分が多いと思うので、アンプ以下が変われば評価は逆転すると思いますが。

 対してDS3は、今までのKlimaxDSから一歩先に進んでいました。基本性能の底上げと共に、温度感や躍動感も改善しておりDS2で感じたちぐはぐな感じは払拭されていました。ここまで良くなるとDSに音楽の情熱性が感じられない的なネガティブなイメージも緩和されそうです。LinnがDS2の登場から僅か1年半でバージョンアップをしたのか分かるような気がしました。また、普通なら新機種出たらブルーな気分になりかねないですが、Linnはバージョンアップで常に最新モデルに進化可能なのも嬉しいポイントですね。

 店員のIさんのお話だと、やはりDS/KよりDS2の方が全体に優れているとのことでしたが、DS3が良すぎるとのこと。また、旭化成のDACはオープンで好きな部分だけ使える状態だったらDSに採用され、新しい「KATALYST」という新DACアーキテクチャーでDSは大幅な進化を遂げているとのことでした。聴き比べるとDS3は同じKlimaxとは思えないほど良くなっており、ここまで良いと家で鳴らしたらどうなのか気になっちゃいますね(^^;)

電源ケーブル 3本勝負!Nordost Valhalla2 & TYR2、Augline Horus NEO (Kazutoさまレビュー)

先日ブログにコメント頂き色々と交流させて頂いているKazutoさまから、電源ケーブルのレビューを頂きました!Nordost Valhalla2 & TYR2とAugline Horus NEO(輸出仕様)という楽しみな対決です(^^)/

 

Kazuto2

 

Kazutoさまは、3年程前にB&W 802diamondを導入されてオーディオ沼に突撃。現在は凄まじいパワーで電線病を極めようとされています。専用分電盤は完成済みで、なんとマイ電柱も施工進行中とか!?...うらやましい。

 

Kazuto1

 

 

写真も頂いたのですが、センス良くセッティングされていてシステムの写真を見るだけで音が良さそう!な雰囲気です。ホントに機器も素晴らしく、かなり吟味されて選ばれたのが想像出来ますね。それでは、以下レビューです(^^)/

 

プリアンプのCHプレシジョン L1の電源ケーブル選びに多くのケーブルを集め試聴する機会がありましたので、その中でNordost  Valhalla2とTYR2そしてオーグラインHorusNEO+α(ターミネーター付き)の3本について比較レポートさせていただきます。

 

1)Nordost Valhalla2 power cord
 音像はオーグラインより締まりがありやや小さめ、繊細な中高域の高い情報量と相まってそれぞれの音像の分離感はオーグラインより良い感じです。透明な広い音場にしっかりと分離した音像が精密に定位し、3次元的空間表現はオーグラインより優れていると思います。

 オーグラインと比べると音の線は細く・温度感は低め・低域の沈み込みは浅く量感もやや不足気味、その分低域の解像度では優り・音のスピード感は良く、リズムが正確に聴こえます。音場はスピーカーを結んだ線の奥に広がり前に音像は出てこないので、緻密に構成されたステージから少し離れた距離感で分析的に音楽を聴く感じです。

 

2)Augline HorusNEO+α(ターミネーター付き) 電源ケーブル(輸出仕様)
 音像はValhalla2よりやや大きめながら、立体感・力感・実体感のある濃い音像で、温度感は高め・低域の沈み込みは深く、やや緩い低域が膨らみやスケール感を与えてくれます。細部まで見通せる精密感や音のスピード感はValhalla2がやや優りますが、オーグラインでは音によりタメ?がある感じで躍動感ある鳴り方に聴こえます。

 またValhalla2が透明感ある音場だとすれば、オーグラインはもう少し密度のある濃い感じで空間の広さはほぼ同じながら、スピーカーより前方にも音場は拡がりそこに実在感ある音像で音楽が躍動感をもって鳴るので、聴いていて自然と感情が高まり、ステージに引き込まれていく感じです。

 

3)Nordost TYR2 power cord
 3本の中では音像は最も大きく、音の線はやや太め・温度感はニュートラル・低域の沈み込みはValhalla2並で高域はValhalla2ほど伸びませんが、良い意味で音に緩さがあり低域の量感はValhalla2よりありますし、バランス良く音楽をゆったり鳴らせます。音場の広さは他の2本に遜色ありませんが、スピード感リズム感はやや劣る感じ・音像は薄く実体感は少なく、音像の分離感も良くないので音場が不明瞭に感じます、TYR2はValhalla2の1つ下位モデルですが性格はかなり違うようです。

 音色的にはValhalla2とオーグラインの中間くらいに位置する感じで、音像重視で先鋭感を上げ過ぎたシステムから緊張感をとってフワッと音を広げて鳴らすような使い方には良いと思います。刺激的な音は出さない良いケーブルだと思いますが、ただValhalla2やオーグラインHorusNEO+α(ターミネーター付き)と比べてしまうと正直少し物足りない感じがしてしまいます。

 

【まとめ】 
 Nordost  Valhalla2とオーグライン HorusNEO+α(ターミネーター付き)は質的には同等のレベルにある製品だと思いますが、出てくる音色や音楽の鳴らし方はかなり方向性が違うので、自分のシステム、聴く音楽の種類、また自分自身の音楽への向き合い方で人によって選択が変わると思います。
 実際に試聴に使った北欧のポップス女性ボーカル物では、北欧の空気感とValhalla2のキャラとがはまり過ぎるくらいにはまってValhalla2が良かったですが、逆にオーケストラで春の祭典など爆発的低域の入った曲を聴くと、やはり音楽を熱く感じさせてくるオーグラインが良い感じで、なかなか選択に迷いました。最終的にはプリの電源ケーブルにオーグラインを選択しました。

 

Kazutoさまのレビューは、自分がValhalla2を試聴した時の印象に近くTYR2と合わせて分かりやすく読み応えがありました。なお、Auglineのデモ機はターミネーター部分がアタッチメントになっており、届いた製品版(ターミネーター内蔵)では、試聴機と比べ解像度上がったようです。自分はオーグライン多用していて、慣れちゃっている部分があるのですが、改めてレビュー拝見して再確認する部分もあり興味深く拝読させて頂きました。今回は、素晴らしいレビュー感謝です。>Kazutoさま

Nordost Odin2 vs Odin vs Crystal Cable Absolute Dream 3本勝負!比較レビュー

 前回に引き続きまして、Nordost Odin2Odin、Crystal Cable AbsoluteDream interconnectの3本です。この3本は空間描写・音像・スピード&キレ・レンジ・解像度・情報量・S/Nなど全ての項目でトップクラスと思われ、性能的にはかなり拮抗しています。取り回しやセッティングにデリケートなところも同じ印象で、この点は環境に負けずにパフォーマンスを発揮するオーグライン自分のなかでは何時でも安心&困ったときの駆け込み寺)などと違って注意が必要ですね。

 新しく導入したOdin2インコネOdin2スピーカーケーブルが落ち着いてきたタイミングでじっくり聴き比べていたので、遅くなりましたがレビューしておきますね。

 

Odin2_absolutedream

 

【外観など】
写真の内側から、Crystalcable Absolute Dream(AD)、Odin、Odin2です。端子はADとOdinがフルテックのカスタム?品で、Odin2がオリジナル端子。3本共にスタビラーザー(飾り?)が付いていて、ADは動きます。Odin2は2個に増えていますが、音質的な意味があるかは?です。ADは一番細くて柔らかい針金のような感じ。Odin2はOdinより少し太くなっていますが、3本共に取り回しは楽なタイプ。

 

【構造】
Nordost Odin/Odin2:Dual Micro Mono-Filament(エレクトリのHP)で、中央のスペーサーにらせん状に巻き付けている構造です。Odin: 8 x 23 AWG silver over 99.99999% OFC/Odin2:10 x 23 AWG Silver-plated 99.999999% solid core OFC と共に銀メッキ無酸素銅線ですが、Odin2は線が増えていて比べると太くなっています。

Crystalcable Absolute Dream:構造は全て同じようなので、AbsoluteDream電源ケーブルのレビューの参照下さい。中心に導体の単結晶銀の単線。周りを銀メッキの単結晶銅線と金メッキの単結晶銀線で2重にシールド。シールド線でケーブル作れそうな贅沢な仕様です。

 

【音質傾向】
 エージングも兼ねてOdin2固定の状態でずっと聴いていました。厳しい条件ですが、ここからOdin/ADに戻してチェックしています。すぐに聴くと寝ぼけた音だったので、DACの機能で数分エージングかけてチェック開始。

 


Nordost ODIN Analog Interconnects

Celine Dion 『A NEW DAY HAS COME』   (SACDから)
  これはこれで上品で良い感じ。低域とか形はぼけるが、塊感はある。ボーカルの音像はやや大きい。キレや彫りの深さは少し失われる。S/Nはやや落ちる。比べれば、ややCoolでモノトーン気味だが、ほぼニュートラルな印象でスパッと広がる空間と高域の伸びとキャラが合う。

Gloria Estefan  Greatest Hits (5.1chじゃない初期のSACD)
 レンジはやや高域よりになる。空間の広がりがやや落ちている。リズム感は遜色ない。音像も少し弱いが、ボーカルの感じは主役が目立つ感じで悪くない。

美空ひばり オリジナルベスト50 (川の流れのように/愛燦燦)
 Odin2と比べると定位が少し甘くなる。立体感が落ちる。ただ、上質で品のある音で雰囲気がある。ボーカルの実体感は保っている。空間の広がりは、やや狭い。むしろ主役が引き立つ印象。

寺井尚子 ライムライト (素晴らしいジャズバイオリン)
 響きはきれいで上品。少しモノトーンというかエモーショナルな感じは薄くなる。ただ、これはこれで雰囲気いい。音は軽やか。弦の響きも良く厳しい感じは薄くなって、上品な方向になる。

Rodrigo Y Gabriela (凄いギターデュオ。ギター2本だけとは思えない演奏)
 音は軽めになる。低域も音像の彫りの深さも浅くなる。しかし、キレは十分。弦の響きもきれいで、やはり少し上品な印象。

川江美奈子 Letters (ピアノとボーカルですが、とても心に沁みます)
 こういう曲だとグッとくる。上品で丁寧な感じが説得力を増す。フロアでの音の反射まで分かるような感じは無くなっているが、ボーカルがスポットライトを浴びたように引き立ち魅力的になる。

 

Crystal cable Absolute Dream Interconnect cables

川江美奈子 Letters (ピアノとボーカルですが、とても心に沁みます)
 音が豊かで一気にカラフルになり驚く。色彩感が高く非常に明瞭。音像の彫りの深さはOdinより深くなる。響きはやや増す。力感もある。フロアーの反射やピアノのハンマーが動く音とかは、あまり分からなくなる。一方で、主役がより引き立ち魅力的に。Odinより音像は前に来る。温度感はOdin2と同じレベルだが、音像はより強く力感がある。

Rodrigo Y Gabriela (凄いギターデュオ。とてもギター2本だけとは思えない)
 Odinより力感ある。最低域までしっかり力感があって楽しい。Odin2までは達しないが、低域はOdinを凌ぐ印象。色彩感はやはり高く、弦の響きが鮮やか。Odinよりごく僅かだがスピード感や分解能は劣るかも知れない。ただ、力感はあってキレは良い。

寺井尚子 ライムライト (素晴らしいジャズバイオリン)
 響きがきれいで魅力的。バイオリンも鮮烈で激しさはしっかり伝わってくるが、キツイ音では無く鮮やかで艶やか。シンバルは分かりやすくなる。スポットライトがあたるように、主役が引く立つ感じがある。

美空ひばり オリジナルベスト50 (川の流れのように/愛燦燦)
 空間は十分に広い。音場表現は、Odinと同じレベルだがOdinより少し音が前に来て音像よりになっている。立体感はOdinより少し良いかも。温度感もOdinより少し高めになる。レンジは高域の伸びは変わらず、最低域の沈み込みはOdinより深い。

Celine Dion 『A NEW DAY HAS COME』   (SACDから)
 Odin2ほどではないが、最低域はOdinより沈む。塊感・力感はあるので迫力は増す。OdinもADも高域は伸びきっているので、最低域が沈む分だけレンジは低域よりに感じる。S/Nや細部というか些末な部分の分解能はOdinより僅かに劣るか?しかし、その分は主役が引き立つ。Odinに比べて空間は前後はわずかに狭いが前後はむしろ良く、音像が前に来る感じで迫力ある。

Gloria Estefan  Greatest Hits (5.1chじゃない初期のSACD)
 空間はodinに負けていない。左右はやや狭いかも知れないが、前後はやや広がる印象。情報量はあるが、分解能はOdinと比べ僅かに劣るかも。しかし、音は前に来る感じで、力感もありノリが非常に良く、ラテン音楽には最高!聴いていてとても楽しい。

 

Nordost ODIN 2 Analog Interconnects

美空ひばり オリジナルベスト50 (川の流れのように/愛燦燦)
 イントロから鳥肌レベル。空間は広がりきっている。ひばりの歌声は繊細。Odinよりさらに空間が広くなり驚く。ボーカルもOdinより立体的になり実体感が明らかに増す。音が前にきて満ちる。S/Nあがりバックグラウンドがさがるため音の深みが増し、歌い出しはボーカルが漆黒の闇からポッと浮かび上がる感じになる。

Rodrigo Y Gabriela (凄いギターデュオ。ギター2本だけとは思えない演奏)
 音の深さが違う。甘美に。ODIN/ADより早いかも。情報量は増え、分解能も増している。S/Nは少し上になり、音に深みが出る。沈み込みはADと同じくらい。重量感は程々で、スパッと音が出る。低域のタメ・キレははっきり。

寺井尚子 ライムライト (素晴らしいジャズバイオリン)
 立体感増す。特に周辺部や細部の立体感や存在感が増す。ODIN/ADとスピードは同じ。弦の響きは甘美。厳しさも程よくでる。ピアノは踊るように。ドラムとシンバルも早くよりリアルに。分離良い。音の立ち上がり立ち下がりは、より早くなる印象。

川江美奈子 Letters (ピアノとボーカルですが、とても心に沁みます)
 ビアノの響きはきれい。ボーカルはよりリアル。音色はOdinとほぼ同じだが、温度感は僅かに高い。ハンマーの動き、息づかい分かる。フロアーに反射した音まで分かる感じ。ボーカルはADより少し前に出る。音像の大きさは自然。

Celine Dion 『A NEW DAY HAS COME』   (SACDから)
 最低域まで出て形もシッカリ。音数が多く音圧も高いが細部まで描写が崩れない。

Gloria Estefan  Greatest Hits (5.1chじゃない初期のSACD)
 キレ・リズム感素晴らしく言うこと無い。

 

【まとめ】
# Nordost ODIN 2 Analog Interconnects
 性能的には、Odin2の進化は凄いと思います。OdinはADに最低域の沈み込みなど負けていましたが、軽く抜き返しました。限界かと思われた空間表現もさらに広がっています。S/Nと解像度・分解力も上がり、情報量の多さを生かし切っている印象で、漆黒の闇から音像が浮かび上がる様子が素晴らしい。また、スピード・キレをOdinと互角以上としながらも、温度感や色彩感を良くしているのが驚異的。そのおかげで、音像表現が一段良くなっていました。
 弱点としては、Odinと同じでシステムのアラを暴くこと、性能の凄さを発揮するためにシステムの要求水準が高いことぐらいでしょうか。今回のバージョンアップで、ハイスピード&音場系の雄として性能を極め音像表現もAbsoluteDreamに拮抗出来るパワーを得ています。購入前に「Odinも凄いけど、Odin2の進化は素晴らしいよ!」って言われたのを思い出しました。

 

# Nordost ODIN Analog Interconnects
 Odin2と比べてしまうと最低域の伸びやS/N・分離能、情報量など、やはり差はありシステムが追い込まれるほどに差が開く印象です。ADと比べても最低域の伸びやキレは一歩後退し、Odin2と比べても淡泊な描写に感じることは事実。しかし、空間表現を極め絶対的な性能により音像表現も素晴らしいレベルであり、絶対的な性能ではADと互角なレベル。雄大に広がり、品位のある音が空間に満ちる様は素晴らしいです。もちろん、ADに比べるとストイックなイメージで、Odin2と同じくメインで使うとシステムのアラを暴きます。しかし、プリ-パワー間で黒子的に使い底上げすることも可能で、使い勝手は良いかも。
 発売から年数がたっても絶対的なパファーマンスはハイレベルであることに変わりなく、ハイスピード&音場系の雄として絶大な性能を誇り音像表現も素晴らしいレベル。上質で品位のある空間表現は魅力的で、趣のある繊細な描写はコレはコレで良いな!と思わせるケーブルです。

 

# Crystal cable Absolute Dream Interconnect cables
 明るさのピークを伸ばしコントラストをあげるような感じで、非常にクリアで色彩感が豊か。とてもカラフルです。Crystalcableのショップ(Nordostの正規代理店でもある)の方から、「Odinはモノトーンで音楽が楽しく無いから、AbsoluteDreamがお勧めだよ!」って言われたけど、確かにADを前にするとOdinがモノトーンに感じるレベル。
 空間は左右はOdinに比べやや狭いですが前後はむしろ上回っており互角です。音像の立体感はOdinを上回り、ボーカルの存在感はOdin2と互角以上なレベル。S/Nと分離能はややOdinに比べて後退する印象ですが、その分はスポットライトがあたるように主役が引き立ち魅惑的。レンジも最低域の沈み込みはOdinを上回り、力感もOdin2よりありますね。
 弱点はカラフルなので、煌びやかになりやすいところでしょうか。絶対的な性能としてはOdinと互角だと思うので、この実体感の強さはキャラ的な要素が影響していると思います。また、システムのアラも暴きますが、自己主張の強いタイプであり相性も出やすいかと。とは言え、ここまで音像と実体感が強く、空間描写もスピードもOdinと競えるケーブルは希有なのでは無いでしょうか。Odin2で耳が慣れても魅惑的なケーブルです。

Nordost Odin vs Crystal Cable AbsoluteDream 比較レビュー(愛知のSさん)

 写真は自分がインコネの頂点を競うと思うのが、Nordost Odin2Odin、Crystal Cable AbsoluteDream interconnectの3本です。少し前になるのですが、ご縁があり愛知県のSさんに写真のNordost OdinとCrystal Cable AbsoluteDreamを聴き比べての感想を頂いたので、有り難くブログに転載させて頂きました。ちなみに、Sさんは送り出しにPCトラポ(Mac)をお使いで、SPはJBL S-5500。ケーブルとかも吟味されていらっしゃいます。

 

Odin2_absolutedream

 

 一聴してわかる明瞭感も勿論ですが、音像の立体感、表情などの情報量もOdinに比べAbsoluteDreamのほうが僅かに勝っているように感じました。 また音場の拡がり方は、確かに前後方向はAbsoluteDreamに分があり、左右はOdinには及ばないとしても僅かな差のように思えました。

 

 ただ空間表現については方向性が違うもののようにも感じられ、AbsoluteDreamがステージの中に独立した音像を描き分けているのに対し、Odinはある程度音場としての一体感が目立つように見受けられました。

 

 大きく違うように感じられたのは低域の描き方で、AbsoluteDreamがここでも緻密に描写するのに対して、Odinは良く言えば量感のある、悪く言えば緩い低域が特徴に思えます。(低域の量自体はどちらも同程度でしょうけど)

 

 こうやって挙げていくとAbsoluteDreamのほうが好ましいようにも見えますし、曲によってはAbsoluteDreamのほうに感銘を受ける場面も少なくはなかったのですが、Odinでは曲によってはスピーカーが消えたように聴こえました。一方でAbsoluteDreamでは最後までスピーカーの存在感が消えませんでした。この点だけに限って言ってもAbsoluteDreamは惜しいところまで来ていたのですが、どうしてもOdinのレベルには及びませんでした。音像が明瞭すぎることが仇となったのかもしれませんが……。

 元々使用スピーカーがホーンツィーターのJBLだからなのか、いわゆるスピーカーが消えるという感じがいままでどうしても難しいものがあって諦めていたところがあるのですけど、Odinを繋いだところあっさりと達成できてしまいました。どちらのケーブルも半端じゃない能力ですので、他の箇所の調整次第でどうとでも出来るのでしょうけど。。。

 

<補足コメント>

 

改めてレビューを見返して、OdinやADを聴いたことある人向けの記述となってしまっている気がしましたので、多少補足したいと思います。

 

両者の最も特徴的な違いは、背景の空気感、全体の雰囲気に現れてると感じました。Odinは個々の音像自体はNordostらしい明瞭感のあるものですが、背景の表現は下位モデルと違い、ゆったりとした有機的な表現で、それが全体の印象として支配的なのが特徴であると思います。実際に聴くとNordostのブランドからイメージされるよりもずっと有機的な表現で、そこに驚きはあるかと。ただその表現がために低域の緩さは免れなかったんじゃないかと解釈していましたが、messaさんのレビューを読むとOdin2では低域の緩さは改善されているようで、やはりOdin2は突き抜けた化け物のようですね。

ADは音像はもちろん、背景の隅々まで徹底的にビビットで、全体の印象も細密となるかと思います。音場の境い目が明確に聞き分けられるほどの緻密な描写はちょっと驚異的でした。そこまで徹底的ですと性能面での貢献度は確かにOdinを凌ぐと捉えるべきなのかもしれません。

 

 ただADはシステムへの貢献度が高い分だけ、多少支配的な面もあるように見受けられました。非常に高いレベルのバランスはあるのですが、どうしても全体をADの個性にしてしまうような傾向があるという印象でした。Odinですとシステムの音にOdinの味を加える印象でしたので、比較すればOdinのが機材を選ばず合わせやすい傾向はあるのかなと感じます。

 

 短期間で非常に的確なレビューを頂いたのでさすがSさん!と驚きました。自分はN802->YG Sonjaで比較的音場が得意なスピーカーだったので、JBLでの感想はとても興味深かったです。当方も新しく導入したOdin2のインコネスピーカーケーブルが落ち着いてきたタイミングでじっくり聴き比べていたのですが、ほとんど同じ印象(後ほどレビューしますね)でした。コメントの方に補足コメントも頂きましたので、本文に追記させて頂きました。今回は貴重なレポをブログに掲載させて頂けて本当に感謝です>Sさん!

PCオーディオ データの保存先 検討 その2。

 データ保存先で音質差とか誤差範囲かと思っていたら、予想以上に違ったので続いて検討していました。バタバタで記事にするのが遅れましたが、前回の検討で2.5inchと3.5inchのケースでかなり差が出たので、SSD毎の違いをチェックすることに。別の3.5inch外付けUSBケースも引っ張り出してきてSamson 850evo と SanDisk Expertpro を比べてみました。環境とか使用機材とかは前回を見て下さいね。

 

Hddandcase_audio

 

 

 分かりにくいと思うので、機材とか再掲しておきますね。前回に続いて時間的な制約あり&どう実験していくか模索中だったので、今回も冗長な感じですが記録をそのまま記事にしました。

 

USBの接続先の検討

# USB 2.0 or 3.0

 USB3.0より2.0の方が高音質という情報もネットで見たので、両方USB2.0に繋いでみました。コネクタは付属のUSB3.0のをそのまま使用ですが、USB2.0のコネクタにすると音質は明らかに悪化したので、USB3.0のコネクタに戻しました。

# USBのポート 上下

USB3.0のポート(差し口)は一対あるのですが、上下を差し替えてみました。

# 上のポート:音はまずまず広がる。S/Nもう一つか。ボーカルもイマイチ。細かい所が出ない。
# 下のポート:空間はあまり出ない。ボーカルなど細かい所まででる。S/Nもややいい。 

 

 困ったことにポートの上下でも印象が変わりました。念のためと思って同じUSB-HDDでベンチマーク取ったのですが、上下の対になっているUSBポートで速度が変わりました。下の方が5%程度早かったです。まさかUSBポートの上下で速度が変わるとは思わず、こちらもビックリ。基本的にベンチマークで速度が早い方を使う事にしました。

 

SSDの比較(PC)

# 駅プロ + 世紀
 2.5と3.5インチのケース違いで感じたのと比べると、差は小さい。情報量やFoucs感、S/Nなど 850EVO + 黒角に比べてて多少良い。

# 850EVO + 黒角
 明らかに悪いという程では無いけど、比べるとFoucs感とか足りない。駅プロ + 世紀にくらべ少しくぐもった印象に。

 比べると駅プロ + 世紀ペアが良い。2.5インチと3.5インチのケースの違いを10とすると、3程度か。続いて、ケースと中身を入れ替える。

 

# 駅プロ + 黒角
 けっこういい。空間表現は少しこちらが優位。しかし、やや平面的か。

# 850EVO + 世紀
 立体感はこっちが上か。Foucusも少し良い。ただ、少しこじんまりした感じになる。

 逆と比べて大差ない。今回はほぼ同等レベル。ケースの良しあしと、SSDの良し悪しで相殺か?ケースを印象の良い世紀に固定して、SSDを入れ替える。

 

# 850EVO
 明らかに今までよりかなり良くなっている。同じコンセントに二股でACアダプタを二つ挿していたのを片方抜いたためか?明らかにケースを二つ繋いでいたときと違う。。。

 Focusまずまず。低域の力感ある。ちゃんと音が分離して団子にならない。空間はあまり広がらない。立体感はなく、奥行き感はイマイチ。ボーカルやや平面的。S/Nもう一つで少し曇る印象。音数が増えるとゴチャゴチャする。解像度は同等レベル。比べると付帯音付いていて、キラキラする感じ。

# 駅プロ
 こちらの方が空間広がる。情報量は850EVOの方が有るようにも感じるが実質は同じ? 解像度は同じかやや良い。音数が増えるとゴチャゴチャするのは変わらない。比べると立体感はこちらが上で音に深みがある印象。 

 

PCでのまとめ

 PCからUSB接続でNuPrime IDA-16に繋ぎ、Nautilus802を鳴らしています。ケースは黒角より世紀の方が好印象。SSDは微妙な差だが850EVOよりエキプロ優位。違いは、2.5インチと3.5インチのケースの違いのを10とすると1/5-1/10程度か。ハイレゾだと差が減少する印象でした。

 

SSDの比較(メインシステム)

 先日セットアップしたubuntuをインストールしたノートPCを、Scarlatti Clock(USB-DDC機能アップデート)にUSBで繋いでいます。この状態で普通にCDを聴いてみると…明らかに音がダメになっていますね(^^;) オーディオ用の分電盤ではない壁コンにPCとHDDケースの電源を挿しているのですが、PCと繋がるのがダメなのかACアダプタが増えるのがダメなのか、それとも両方か。。。

 

# 850EVO
 音はある程広がるが、前にはあまりこない。奥行き感はなく平面的。音像は大きくなり、ぼけて口元分からない。低域の力感はまずまずあって、悪くはない。情報量はある程度ある。ただ、ちょっとキラキラした感じの付帯音付いている。その分はS/N下がる。システムによっては、付帯音のために(Indraのように)情報量が多く感じるかも。

# 駅プロ
 クリアになる切れもアップ。850EVOより音は広がる。音像も少し絞られる。情報量や解像度はほぼ同じか。S/Nは良くなっていて、トラペみたいな音に深みが出る感じが出て好印象。

 

まとめ

 PCでの印象からするとSSDの違いは、2.5と3.5inchケースの差の1/5 - 1/10 だったが、メインシステムで聴くと違いは大きい。今回の結果では、SSDはサムソン 850evo より サンディスク Extreme PRO(駅プロ)が明らかに好印象だった。

 今回の結果ではUSBをどこに繋ぐのかによっても音質が違った。また、USB 3.0 のポートが良かったが、USB 2.0 と 3.0 の方式の善し悪しは、同じポートでケーブルを変えるなどで試す必要があると思われた。

 

現時点でのオーディオ用 SSDのおすすめ

 fidetaに採用されているためSamson 850evoを候補にしたが、今回の結果ではSanDisk Extreme Pro (駅プロ)が良かった。仮に「SSD毎の差は無いはず」と言う立場でも、現在発売されている中でもエキプロの速度と10年保障の信頼性はトップクラス。レビュー(マイナビの記事・it mediaの記事)でも高評価です。記事を書いた時点では、価格的にも480/960共にSamson 850evoとほぼ同じ価格です。

 一方の850evoはサムソンの中ではセカンドライン(5年保障)で、トップモデル(10年保障)は850pro。4Gamer.netの記事などを読むと、V-NANDで微細化プロセスに成功しメモリチップが激減しています。もちろん850evo/proは十分以上の性能で優秀なSSDなのですが、どちらも使用経過に伴って速度低下が指摘されています。この点もExtreme PRO(駅プロ)が良いようです。また、850proも850evoもV-NANDでTLC(一般的にTLCはMLCより耐久性は一桁下がる)の一種と思われ、大事なデータを入れておくとすれば、Extreme PRO(駅プロ)がおすすめのSSDだと思いました。

 

PCオーディオ データの保存先 検討 その1。

PCオーディオ実験用のノートPCがとりあえず出来たので、色々と進む前にデータの保存をどうするか考えて見ることに。ちょうどタイミング的にも良く(親がスパムに引っかかって、Windows10にアップデートしてしまい不具合多発でクリーンインストール必要とかテレビ録画用の外付けHDD導入とか…)写真の様な機材が揃いました。音質とか大差無いのでは?とも思いましたが、再インストールとか急ぎだったので、重い腰を上げて作業開始。。。

 

Extremepro_850evo

Hddandcase_audio

 

 今回試した機材は、

 

  SSDが2種類に、HDDが単体と外付けHDDで2台、外付けのケースが3.5inch 2台と2.5inch 1台です。SSDは新品でしたので、共に新品からかないまるさんの「ランダムデータによる、半導体メモリ、SSDの音質トリートメントについて」記事を参考に全体にランダム書き込みを。その後にクイックフォーマット、ファイル転送して同じ状態にしています。

 

 まず、Windows7 の自作PC(Core i3、メモリ16GB)で試しました。USB接続でNuPrime IDA-16に繋ぎ、Nautilus802を鳴らしています。SSDはシステム用とデータ用を別ドライブにしており、音楽データはSamsung MMCRE28G5MXP-0VBという2009年製のMLCタイプに入っています。どう実験していくか模索中で、今回は冗長な感じですが記録をそのまま記事にしました。

 

# 内蔵SSD
スケール感はなく空間は狭い。音も前に来ない。SPとSPの真ん中に音が留まっている。わざわざ聞こうと思えないレベル。

# たまたま手に取ったUSBメモリ
内蔵SSDより全体に良い。解像度は駅プロに比べ劣り、音の粒が大きい。その分は音像に迫力出る。前後感はあまり出ない。空間は外付けSSDと大差ない。元気な感じでパッと聞き悪くない。

# 850evo + 黒角ミニ
音像は駅プロより解りにくい。情報量は良さそうだが、駅プロに比べ濁り、Focusもぼける。立体感いまいちで、空間も広がらない。

# 駅プロ + 黒角
850evoより情報量ないか?立体感やFocusは、こちらの方がいい。解像度もいい。ボーカルの口元がしっかりする。ただ、少しスカスカした感じ。空間は同じぐらいで、あまり広がらない。

 

 続いて、駅プロと850evoのケースを入れ替えました。ここでWifi消し忘れていた事に気付いて、USBのwifiアダプタを抜きました。

 

# 駅プロ + 黒角ミニ
さっきよりかなり良くなっている。ただ、やや平面的で、あんまり空間は広がらない。前後感あまり出ず、立体感薄い。

# 850evo + 黒角
こっちの方がいい。音像は少し浮き出てきて前後感出るように。立体感も良くなり、ボーカルの音像も解りやすい。 

 

結果
# 音質差は想定外に大きかった。
# 今回試したUSBメモリは、元気な音でパッと聞き良かった。
# USB-LANアダプタ(wifi接続on?)は、かなり音質的なダメージが大きかった。

# 中身によらず2.5inchケース(黒角ミニ)より3.5inchケース(黒角)の方が明らかに良い。かなり差が出た。
#音質的には、内蔵SSD<=外付け2.5inch<<外付け3.5inch。

 

考察
差の大きかったケースについては、同じメーカーの2.5と3.5inchのケースで、どちらもプラの箱にこの字のアルミ板をとめるような構造で、アルミケースとは名ばかりな感じ。違いは2.5inchはPCからUSB給電、3.5inchは外付けACアダプタ使用。内蔵SSDもイマイチであり、PCと別電源が良いのか?ただ、PC本体の電源が改善すれば結果が変わるかも。

->続いて同じ3.5inchのケースにてSSDの比較と、3.5inchケースの比較などを。

偽物 Nordosrt Odin 2 電源ケーブル発見! ご注意を!!!

こんな記事ばかりだと気が滅入りますが、さっき中華なサイトを見ていたら。。。なんとNordost Odin 2 Power Cord の偽物が、もう登場していました! しかも、プラグも新型Odin 2のオリジナルプラグを真似て作られていました。毎度のことですが、中国の偽物にはあきれますね。

 

Odin2_ac_fake

Odin_ac_fake2

 

 初めから箱も含めて完成度高い偽物で驚きです。値段は500ドル(5-6万程度)で販売されています。偽物にしては高いですが、本物は定価17000ドルとか理解不能な値段なので。。。

Odin_2power_cordus_600lightbox

 

 こちらが、本物のNordost Odin 2 電源ケーブル。オリジナルプラグで、しばらくは大丈夫かと思いましたが、もう精巧な偽物が出てしまいました。驚きました。先日ご紹介したOdin インターコネクトの精巧な偽物に加えて、こちらも出回る可能性が高いと思いますので、くれぐれもご注意されて下さいね(^^;)

PCオーディオ Audio用のカスタムubuntu 導入レポート。

 PCオーディオの環境など整理するために記事を書いた後に、コメント・メールでアドバイス頂きました。感謝です。やっぱりMacが良いのかなぁ?と思うのですが、手持ちのPCの関係から、とりあえず余っていたノートPCにリナックスをインストールして、音質などチェックしてみました。

 

Ubuntu_audio

 

前回の記事でいうところの 3)再生環境 c)USB-DACをローカルPCで再生 リナックス編 です。用意したのはネットノートというキャッチフレーズで2010年頃に販売された東芝のMX36という11.6液晶・Core i3の低クロック版搭載の小型ノートパソコン。特価で購入も自分の目には液晶が小さすぎて、13.3型液晶で800g程度のNEC lavie Z(現行モデルはLAVIE Hybrid ZERO)を導入してからは、使わないままでした(^^;) でも、オーディオ的には低クロックのCore i3とか良さそうかな? HDDは初期MLCタイプのSSDに換装済みで、メモリは4Gです。 

 

1)Audiophile Linux 挑戦。

 まず、どのリナックスを入れようかな?と悩みましたが、オーディオ用のLinuxというAudiophile Linux(HPここ)を発見。HPみても格好いいので、これをインストールしてみることに。方法はドキュメントに書いてありますが、Redobackupというバックアップソフトを初めに用意して、ダウンロードしたイメージファイルをPCに書き戻すようです。RedobackupもAudiophile Linuのイメージも、ここからダウンロード出来ます。無料で使えますが、気に入ったらカンパしてね!という事みたいです。

 初めにWindows7のままで試そうかとも思いましたが、以前にそのまま試してイマイチだったのと、日付狂って状態でWinアップデートされたためかアップデート終わらなくなったので、いきなり簡易フォーマットして、Audiophile Linux入れてみました。

 しかし、インストールは出来るのですが起動時にエラー多発して起動せず。再度DLからやり直しましたが、状況変わらず断念。。。


2)Ubuntu 14.04 インストール。

 仕方ないので、普通のリナックスをインストールすることに。色々ありますが、聞き覚えのあるUbuntuをみてみると、有り難いことにUbuntu Japanese Teamさんが、環境を整備してくださっているので、導入はHPを見れば問題無さそうです。まずは、LTS版の方が良いかと思い14.04(この時は、16.04公開前でした)をインストールしました。

 こちらは問題なく起動してくれました。ただ、再生デバイスに自分のUSB-DACは出てきて再生時にエラーも出ないんですが、設定を弄ってみても機器側で「USB Audio class2」から「USB Audio class1」にしないと音が出ず。

 とりあえず、WAVとか普通のFLACは鳴るので、音だし。曲はいつものです。ちょっとワクワクしながら聴いてみたんですが、残念ながら音質的には…。このレベルだと色々試しても評価出来ないなぁ。。。

 やはりオーディオ用に設定必要だよね?と思ってネットで調べだすも、リナックスよく分からず。なんかリナックスの本とか買ってきて基本的なことを勉強した方が良さそう…。

 

 

3)Ubuntu Studio のPCオーディオ版 導入。

 そんな時に、Ubuntu Studio のPCオーディオ版を作成して公開している方を発見!試そうと思っている間に、16.04版も公開されたので、ありがたく試させて頂きました。普通にインストールして初期設定用のパッチをクリックすれば自動的に設定してくれるので大助かり。本当に感謝です。HPはUbuntu StudioのPCオーディオ版を作りたいというサイトで、ご紹介する許可も頂きましたので、良ければ試してみてくださいね!

 うちでは、無事にインストール出来て起動も問題なし。Audiocasでの再生時にエラーがでましたが、音は普通になりました。ささみん様にもアドバイス頂き設定を変更。どうもミキサーをUSB-DACにするとダメで、内蔵を指定するとエラーは消えました。どちらに設定しても、ちゃんとUSB-DACから音は出ています。

 そして肝心な音質ですが、14.04そのままと比べると同じPCとは思えないレベルで驚きました。CDと聴き比べると、さすがに音質的なく差は小さくない感じで、何よりPCをUSBにつないで起動するだけで音質が悪化するなど、課題も多そうです。しかし、この音質なら実験&調整すれば、楽しみな感じになりそうです(^^)/

偽物 Nordosrt Odin new version 登場。。。

 ホントに中国の偽物には呆れるというか怒りを感じますね。とりあえず、偽物が大量に売られている中国アリババの英語サイト(もちろん本物も売られている可能性有り)をチェックしてから、ヤフオクは考えた方が良さそうです。ちょっと気になって、改めてチェックしたら中華な偽物がバージョンアップしていました。

 

Fake_odin_new2

 

 「Nordost Odin」と称して150-300ドルぐらいで売られているケーブルです。以前と比べて精巧になっていて、プラグも本物と同じタイプになっておりペイントもキッチリ似せてきています。いやぁ…。このレベルで作られると厳しいですね(^^;)

 

Odin_nordost

Lgodinanalog_interconnectxlr_550lig

 

 こちらがNordostのHPからお借りしてきた本物の写真です。プラグでは見分けが付かないかなぁ。。。コメントに情報頂いて、同じく中華なサイトで売られている新型のXLR版も追記しました。こちらも150-300ドル(2-3万ぐらい)で販売されています。

 

Odin_fake_xlr2

 

 新型の中華な偽物は、かなり精巧に作られていますね。XLRは見慣れているので、冷静に見ると偽物ぽいところが分かるのですが、ぱっと見だと難しいです。精巧な偽物は、もう出回ってきているようなので、くれぐれもご注意を!

PCオーディオ 再びチャレンジ(^^)/

 ファイルオーディオと言う方が適切なのかも知れませんが、広義のPCオーディオと言うことで。まず、システムの構成やソフト、PC設定などなど検討するにあたり、整理するために全体像を確認。友人におすすめを聞いたり、ネット上の先達の知見を収集して、項目毎に音質などに影響与えるかも知れない要因をザックリとまとめてみました。

 

  1. 音楽データの取得
  2. データの保存方法
  3. 再生環境

 

1) データの取得
 a) リッピング
   …リッピング用のPCとドライブ、ソフトの選択
 b) ダウンロード
   …ネットワーク環境?ルーター?有線/wifiか?

 基本的には手持ちのCDをリッピングして作成するか、ダウンロードするか?ですよね。デジタルデータでコンペアして同じなら同じなんじゃないか?とは思いますが、先人達の成果をみると変わってくるようです。謎ですが。。。先達の知見からは、リッピング用のドライブとか重要な用です。ダウンロードはパケットに分割されて送られてくるし、あまり影響無いのかな?

 現行では唯一の高品質なドライブを出してくれているパイオニアですが、これが最後になるのかも。特にBDR-S09J-X(AV Watchの記事)は、ニッチなオーディオ用としてこだわりの作り。内蔵用のドライブも外付けにした方が別に電源取れて良いらしいですが、良さそうなケースを…と探すと、ラトックのケースぐらい?で結構な値段。それなら初めから外付け用が良いかな?と思って探すと…。

 

 やはり、おすすめを探すとパイオニアのBDR-XU03j(JMはMac用)で、こちらもマグネシウム筐体とこだわった作りです。光学メディア・ドライブは縮小の一途なので、手に入るうちに購入した方が良いのかなぁ。USB給電でも大丈夫みたいですが、やはり外付けのACアダプタを使いたいところ。対応するパイオニア純正は、DCA-002のようです。

 

 とりあえず、少し試してから手持ちのCDを大量にリッピングするか?主にDLだけか考えることとして、先に再生環境とデータ置き場を決める方向にしました。

 

2)データの置き場所
 a)再生ストレージの選択
   …PC内蔵/外付けor ネットワーク上(NAS)、HDD or SSD
 b)バックアップ
   …コピー繰り返しによる劣化?

 

 デジタルデータなのに変わるのか!?と思うと頭が痛くなりますが。。。元Sonyで有名なかないまるさんが、"[111212]楽曲をコピーするたびに音質が変わるのはなぜですか。"という記事を書かれています。ご自身の知見をスッキリとまとめて下さっているので、ぜひ読んでみて下さい。
 ストレージの選択は再生環境にもよってくるかと思いますが、ネットワーク上が良いという意見とローカル(PC内蔵/外付け)が良いという意見とあるようです。ただ、有線LAN接続は金属線で繋がるので、引き込み線がVDSL方式なら他の家ともアース(繋がりますよね?)共有されるの問題が。。。

 うちからリンクさせて頂いている御田さんも、"ネットワークオーディオでノイズ吹き荒れるLANに各種機器を多数接続して音質的に良い環境を確保するのは結構難しいので、USB HDDの良いのを選んでローカルにプレーヤーやPCにに直接挿す方が確実に一定以上の音質を確保できます。"(一部短縮)と仰っていました。ちなみに御田さんは数々のノイズ対策だけでなく、"LAN用PCIeカードにクロックを高品位なNeutron Starに換装"なども。御田さんは、まるで未踏のエベレストに単独?登頂するようなレベルで、ファイルオーディオを極めんと実践されていて本当に凄いなぁと頭が下がる思いです。

 

 とりあえず、自宅のインターネット回線を改めて家訓したらVDSL引き込みだし、ネットワーク環境も普通にPCで使っていて抜本的な対策は難しそう。。。そこで、ローカルのPCに接続としました。内蔵か外付け(USB-HDD)、HDDかSSDはどちらが良いのか?はデーターが増えてからだと身動き取れなくなるので、深入りする前に実際に試してみようと思っています。

 

3)再生環境
a)ネットワークプレイヤー導入
b)USB-DACをネットワークプレイヤー化
c)USB-DACをローカルPCで再生

 

a) ネットワークプレイヤー導入

そのままネットワークプレイヤーをを導入するパターン。各社から色々出ていますが、有名どころは、ネットワークプレイヤー中心のハイエンド機

あたりでしょうか。ただ、どれも非常に高価なのにDACが汎用品なのは微妙な感じ。少し出遅れた感じですが、オリジナルDACで評価の高いメーカーの製品も出揃ってきました。まだなのは、Playback Designsぐらい?

普及価格帯では日本メーカーも頑張っていて、

 共にDSD5.6MHz WAV/FLAC 24bit/192MHz Apple Lossless対応ですが、コントロールソフトの反応性とかUSB-HDDにも対応したりで、N-70Aの使い勝手が良さそうです。音質的にもN-50AとN-70Aだと、結構違うみたい。


 

b)ネットワークプレイヤー化

 まず思いつくのは、BUFFALOのDELAI/O dataのfidetaでしょうか。USB-DAC対応NASという名前になっていますが、NASはミニPC(ほぼリナックス?)ですので。共にNASだと思うと高額ですが、オーディオ用のPCを自作すると思ったら手っ取り早いのかも知れません。

他にはPCを一台専用に使う方法で、リナックスの一種でMusic Player Daemon (MPD)というOSがあります。友人もMPD使っていて、なかなか音質が良いようです。無料なのもありがたいですが、導入&設定にはリナックスの知識がある程度必要そうですね。他には?と思って見つけたのが、WIndows上で動くJPLAYというソフト。有料(99ユーロ)ですが、Windows上のソフトなので敷居は(JPLAYのデュアルPCモードの設定)低く…も無いかなかな(^^;)

 

c)USB-DACをローカルPCで再生

 PCにUSB(FireWire)-DACなどを接続するタイプ。一番シンプルといえばシンプルなのかも。PCをMacにするかWindowsかリナックスにするかですが、友人達の話だと再生ソフト(Audirvana Plus)が素晴らしく、Macが一押しとのこと。次善はリナックスか?

 Windowsだと、定番は無料のfoobar2000かな?設定は複雑ですが、なんでもできる感じですね。あとは、有料(50ドルくらい)のJRiver Media Center 21が見た目も音も良くて定評あるようです。他には、SonyのMediaGOも無料でなにげにDSD5.6まで再生可能です。ただ、ASIOがSony製品に添付されたものしか(たぶん)対応してないのが残念。

 

 とりあえず、dCS ScarlattiのClockにUSB-DDC機能追加のアップデート済なので、メインシステムでは、ScarlattiUSB-DACとして使ってみることに。使っていないノートPCにMPDの導入も考えたのですが、いきなりはハードル高そう。。。そこで、ノートPCにリナックスを入れて普通に再生してみようかと。Nautilus802+Nuprime IDA16 は、普段使いのPCに繋がっているんで、Windwos用のソフトで実験してみようかと思っています。

«音が良くなるとテレビも楽しい(^^)/

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  • 2016/05/23
    憧れだった専用分電盤も馴染んできたようです。PCオーディオと合わせて、Nautilus802再稼働中です(^^)/
  • 2015/05/28
    スマホで表示すると、変な広告が入って目障りだったので有料版に移行しました。少しスッキリ?複数のブログ持てるようになったので、オーディオ以外のブログも作ってみました。基本的には、自分が気になって(欲しくなって)調べたお買い得情報など<

    目玉親父の物欲ランドす。ぼちぼちと更新しますので良かったらのぞいてみて下さいね(^^)/

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    綾戸智絵: LIVE!
    ジャズですが、お笑い満載で聴いていて楽しい1枚。ディナーショウ?の雰囲気(拍手や食器の音など)のチェックと共に、楽しくノリノリで聴けるかどうかの確認に使っています。

  • 川江美奈子 -

    川江美奈子: letters
    中島美嘉、今井美樹、平原綾香、一青 窈などへの提供曲のセルフカバー。ピアノの弾き語りですが、非常に音質の良いCDです。ボーカルの情感のチェックに使っています。letters2~愛に帰ろう~と共に女性ボーカル好きならおすすめですよ(^^)/

  • Holly Cole -

    Holly Cole: Don't Smoke in Bed
    ジャズファンで無くても聴きいる一枚。音質的にもリンク先のアメリカ版がお勧め。多くの方には何を今更って感じだと思うのですが、まだの方はぜひ聴かれて見てください(^^)/

  • 寺井尚子 -

    寺井尚子: ライムライト
    バイオリンメインのジャズカルテット。ムーディなPreludeからアグレッシブな演奏のChacomeなど、おなじみの曲が揃っています。。スピード感やキレ、バイオリンの響きなど、チェックに最適。お勧めの一枚です(^^)/

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