フォト

このブログを検索!

  • HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム
  • HMVジャパン
  • このリンクから行くと、右上に割引券あるかも?

雑記帳・足跡帳

最近のトラックバック

Google 広告

無料ブログはココログ

Aug-line 武藤製作所 廃業に。。。

久々のブログ更新で悲しいニュースです。

 

Aug-line の武藤製作所が年末に廃業される事になりました。

私がケーブルにハマったのって、オーグラインの影響大きかったですよね。

今でも自分のオーディオシステムの屋台骨っていうか、より所というか。

売り上げが~とかでは無く。でも、ご事情伺うと仕方ないのですけど、、、

電源周りとか、これから頼れなくなると思うと不安だし悲しい。。。

 

とりあえず、思いつくケーブルをお願いしました。

 

Augline_last

MSB Select DAC vs dCS Vivaldi(旧) まとめ

 ご無沙汰しておりました。MSB Selectを自宅視聴出来て、やるべき事は終わった気分でマッタリしていました。新型コロナでバタバタというか気持ち的にも余裕が無かったのかも? Vivaldiは「APEX」へと進化し、旧Vivlaldi DACとMSB Select DACとの比較になりますが、ウチのVivlaldi もアップグレード控え、記憶を整理する意味でメモを見ながら「MSB Select DAC & Transport 聴いちゃいました。。。」のまとめを記事にしてみました。

 

Dsc_vivaldimsb_select

 

【MSB Select DAC】

 Vivlaldi DAC(旧)と比べて駆動力がかなり強い。やや高域が弱く感じるが、YGだからかも?中低域はVivaldi(旧)より弾力的で重さを感じる。濃いと言うより情報量が多い印象。若干コンプがかかったような感じもあり、ダイナミックレンジはVivlaldiの方が良さそう。空間の前後描写や3D的な描写はSelectが良く、音像のフォーカスが磐石で揺らぎがない。ただ、ボーカルの口元とか静止しているように感じて躍動感が損なわれる印象もある。空間の広がりはVivlaldiの方が広め。S/Nはどちらも最高レベルに良い。

 dCSとは、入力I/Fの善し悪しがかなり違う印象。おそらくPro ISLが非常に優れており、USB入力とかを考えるならdCSよりMSB。一方で、RCAやXLRのデジタル入力はパッとしないかも。また、Clock内蔵なので当たり前な気はしますが、常時ONが基本で、数日は通電しないと本領発揮しないタイプみたいです。

 曲の得て不得手もdCSとは違い、Select DACは総じて打ち込みや少し作られた感じの曲は得意な印象で、アナログ録音時代の曲とかはVivlaldi DACの方が好印象。つまり、アナログと併用するなら最善の選択???

 

【MSB Select Transport】

 魔改造されていますが、メカの中身を考えると。。。まあ、Pro ISLの前ではメカなど関係ないって感じでしょうか。MSB SelectだとSACDに拘らなくても良さそうな気もしました。

【dCS Vivaldi DAC(旧)】

 MSB Select DACに比べて、リズム感、音の立ち上がりの鋭さ&揃う感じが良く、緩急の描写が良い。レンジは上に伸びる、低域は弱い。定位もSelect DAC程ではないが、空間はやや広い。やや音像は後ろに下がる。Select DACに比べて繊細な描写に感じる。

 入力I/Fは、Select DACと比べるとUSB入力が弱すぎな印象で、ファイル系のソースがイマイチに感じていた要因だったのかも(^^;)

 

【dCS Vivaldi Transport】

 メカの中身は、おそらくエソテリックのVMK-3.5-10。エソテリック以外では、一番いいメカだと思います。SACDプレイヤーとしては、dCSのVivlaldiセットが強いですね。

 

【dCS Vivaldi Clock】

 前モデルのScarlatti Clockと同じ「VXCOを厳選したマッチドペア」とのことなのですが、手持ちのScarlatti Clockを実測して貰った感じでは微妙。この価格帯なら、電圧制御水晶発振器 (VCXO)じゃなく、恒温槽付水晶発振器 (OCXO)を採用して欲しい。。。

(水晶クロックについては、NDKさんのHPが分りやすいです)

dCS Ring DAC「APEX」

 dCSは従来のRingDACを進化させ、Ring DAC APEXとして2022/03からVivaldi APEX DAC、Rossini APEX DAC、Rossini APEX Playerにそれぞれ搭載され販売を開始。そして、嬉しいことに基板入れ替えで従来のVivaldiとRossiniのUpgrade(アップグレード)あり。なお、他の国はイギリスのdCSに送らないとダメですが、2本では太陽インターナショナルが国内でアップグレードしてくれるという神対応!


 解説をみると、APEXは電源部分の強化とアナログ出力段の強化みたいなので鉄板?昨今のご時世(執筆時は2022/05/16)を考えると、アップグレード対象者は、皆さん申し込み済み&連絡待ちな方が多いかな?


 



 


 MSB Selectに比べて低域の支配力とか弱い感じでしたが、今回のアップグレードで払拭出来そう。楽しみですね!


MSB Select DAC & Transport 聴いちゃいました。。。その③

 MSB SelectDACはPCM接続で聴いた時は、う~ん。。。って感じでしたが、ProISL接続とUSB接続だと化けますね。自分はCD/SACD派ですが、USB->ProISL接続の変換アダプタとDELA N10導入すれば、サクッと十分なレベルになりそうな感じがします。そうなると、弟機種のReferenceDACも気になりますよね?

 

 順番が逆になりますが、頑張れるのはお値段的にReferenceDACだよなぁって思って、以前にダイナで展示中の時に店頭で比較試聴させて頂いてました。試聴機のMSB SelectDACのクロックは最上位のFemto 33、Referenceは2番目のFemto 77にアップグレードされて不足無い感じです。別体電源は、どちらも1筐体でした。ソースはCD/SACDです。スピーカーやアンプが聴き慣れないシステムだったので、細部は省いてザックリした印象は。。。

  

Msb_select_reference_dac

  

【MSB Reference DAC】
 SelectDACはモジュール8個で、ReferenceDACはモジュール4個と半分になりますが、お値段も約半分。別体電源とか見た目は変わらない感じで、気になるクロックは同じFemto33にアップグレード可能なので、お買い得感あるような?(誤)

 音の方は、ややキラキラしたVivaldiに比べ落ち着いてナチュラル。リズムは少し淡々としていて、演奏は淡白な感じ。音像も奥行き感は浅く感じる。低域はVivaldiより少し沈む印象で、やや情報量も多そう。

  

【MSB Select DAC】
 音数や情報量は明らかに多いですが、塊にならず分解されています。VivaldiやReferenceで不十分な感じ(おそらくシステムとセッティングの問題)だった空間定位が改善し、空間の支配力を感じました。Referenceと同じくやや静的な演奏で、Vivaldiに比べアナログ録音そのままな音源よりデジタル録音で多少コンプ効いているような音源が上手く再生する(アナログ録音はレコードで聴けば良いか?とも思う)印象でした。また、音像は前に来る感じで、音源によっても好き好き出そうですが、情報量や定位などの性能でねじ伏せる感じ。これは凄いですよ。

  

【MSB Select vs Reference vs dCS Vivaldi】
 dCS Vivaidiとは、好みの問題は別にすると性能的にはMSB Select DACだと思いました。MSB Reference DACは 普通に良いですけど、聴いちゃうとSelect DACですね。よりナチュラルな感じが好きだとMSB Reference DACが良いとは思うのですけど、性能的にはReference DACの2倍でSelect DAC(どっちも尋常な値段じゃない)だと思うと迷えないレベルです。。。

 この流れでSelect DAC自宅試聴お願いしたかったのですが、ReferenceDACな覚悟で特価じゃないSelectDACは無理なんで断念(^^;)

  

(続きます)

MSB Select DAC & Transport 聴いちゃいました。。。その②

 続いて、MSB Select DACTransportをセットで試聴しました。自分は、CD/SACD派だったので、U-Audioさんが頑張ってセットで試せる事に。ちなみに、本体がジェラルミンケースに入り、さらにダンボールの外箱なので、4個組で届いた荷物は想像以上に大きかった。ショップで見た時は本体はもっとコンパクトな気がしたんですが、家だと普通に大きくて重い(^^;)

   

Msb_select_dac_transport

   

 Vivaldi Transportと入れ替えました。上段がMSB Select Transportです。DACと同じ三角の樹脂で、ふにゅんと動く感じ。OPPO UDP-203がベースで外見、電源、I/Fを追加した感じで、定価5,500,000(税別)。。。150万安い弟機種のReference Transportとは電源と外観の違いだけ?で機能的な差は無さそうなので、買うならReference Transportで良さそう。(想定している顧客は、価格差を気にしない方々だとおもいますが)試して無いですが、ベースのOPPO UDP-203なのでHDMI出力あって、普通にBDとかDVDも楽しめるみたい。

   

Msb_select_dccable

 

 電源もDACと同じく別体でDCケーブルで接続します。写真の左がTransport、右がDACのDCケーブルです。ぜんぜん作りが違いました(^^;)

   

Proisl

 DACとの接続はPro ISLで、光ファイバーを使ったMSBオリジナル?の双方向赤外線レーザーインターフェース。2本束ねた光ファイバーケーブルでの接続です。ケーブルの交換とか考えなくて良いから、気が楽かも?

   

【Select TransportとPro ISL接続でのインプレッション】

 これは、、、PCM入力より1-2段ランク上がる感じですね。まさかOPPOのトラポが良いのか!?ってPCM入力を試すとダメダメなんで、やっぱりPro ISL接続が凄いようです。

  

 音質的な性格はPCM入力と同じで、単純に音が良くなってます。気になってたリズム感も改善して、まだVivaldiの方が良いけど下手な感じは受けなくなっています。立体感、定位は素晴らしく、Vivaldiを凌いでますね。情報量も明らかに多く、音が前に押し寄せる感じ。これは好きな人には無二なDACかも。セリーヌのSACDとか完璧に制御して再生している感じです。

 ただ、前に押してくるけど、引かない感じ。圧迫感があって、緩急の変化は弱い感じ。レンジは上がロールオフしてピラミッドバランスなんですが、詰まる感じは無いので気にはならず、低域の駆動力はVivaldiを凌ぐますね。オーディオ的というか、下に伸びて重量感がり弾む低域で、空気が震える感じも上手い。

  

 CDの再生レベルに比べると、CD->SACDでの伸び代は少なめですが、SACDの良さも感じる再生でした。アナログ録音より最新のデジタル録音で作り込んだ曲の方が、より凄みが出る感じ。また、Vivaldiよりコンプの強い曲も上手く再生してくれ、アニソン(水樹奈々の深愛や中島愛神様のいたずら)の再生は過去最高でした。

 アナログ好きな方でデジタル再生がピンと来ない方や、コンプ強い曲が好きな人にはベストな選択なんじゃ。。。Select DACじゃ無きゃ得られない圧倒的な世界観がありますね。

   

【DELA N100とUSB再生】
 続いて、DELA N100(+アナログ電源)からのUSB入力(オーグラインのUSB)を試して見ました。ちなみに、希望小売価格138,000円 (税別)と今までと違う価格帯です(^^;)

  

 試して見ると普通にいい。どうもMSB Select DACがPCM入力よりPro ISLやUSB入力が得意みたい。Select Transport Pro ISL接続とけっこう近い再生レベル。。。自分はデータ再生(ファイル再生)よりCD/SACD派でしたが、初めてデータ再生で良いんじゃ?って思いました。と言うか、Scarlatti Clock(アップデートでUSB入力に対応)とVivaldi DAC(元々DACにUSB入力あり)で試した感じだと、dCSのUSB入力インターフェイスが弱かったのかも。

  

 逆に、トラポはdCSに比べMSBの方が弱い感じで、ドライブをOPPOからD&MかEsotericメカに変更して欲しいところ。でも、Pro ISL 接続だと、そこまでドライブでの差は出ないのか???とりあえず、USB接続より Pro ISL 接続の方が良いと思うので、USB > Pro ISL 変換アダプターとDELA N10を使えば、音的にSelect Transportを越えそうな雰囲気(個人的にはリッピング好きじゃ無いから買えるならトラポも欲しいけど)です。

   

(続きます)

MSB Select DAC & Transport 聴いちゃいました。。。その①

 恐ろしい値段のMSB Select DACをTransportと一緒に自宅視聴することに!U-Audioさんが条件を頑張って下さったので試せる事になったのですが、本当にドキドキです。こんなに、聴いて気に入るのが『怖い』と思ったのは初めて。いくら本気の趣味とは言え、単体DACに払って良い金額なのか。。。

Msb_select_dac_dsc_vivaldi


 上がdCS Vivaldiで下がMSB Select DACです。電源1体バージョンですが、クロックはFEMTO 33の最強バージョンです!足は樹脂の三角コーンですが、本体を揺らすと「ふにゅん」って動く不思議な感触。いつもは値段を気にせず聴いて判断しますが、このDACはお値段も考えて視聴します。ちなみに、オプション込みで定価13,830,000円(税別)。。。


 レビューの比較相手は、dCS Vivaldi DAC & Transport。クロックは、Scarlatti時代から使っているルビジウムの外部クロックそのまま...って、ブログでVivaldiをお披露目するの忘れていました(^^;) 2年前にDACの出物見付けて、その後にトラポも購入。初期ロット限定となった?カルダス ロジウム端子(高級?だと思いますが、個人的には苦手な音でした。試聴時のレポ)では無く、普通?なノイトリックの金メッキです。音の感じは、Scarlattiの方が実直で、Vivaldiの方が少し華やかな感じですね。メインはVivaldiに置き換えましたが、サブに回ったScarlattiと絶対的な性能差は感じず、モードの違いの方が大きい感じです。ちなみに、DACは定価4,370,000円(税別)で普通にお高いですが、Select DACに比べると可愛い感じ?


 まず、DAC単体で試そうと、Vivaldi Transportと組み合わせました。PCM出力は、デジタルAES(Nordost Odin2)、クロックはMSB Select DACの出力をVivaldi Transportに入力(オーグラインのBNC)して同期させました。Vivali(+ルビクロック)より寝起きは悪いですね。数日で明らかに良くなってくので、常時電源Onしないとダメな感じ。まあ、クロック内蔵で水晶だから常時ONは当然か。ただ、触れなくなるほどじゃないですが、思ったより熱くなります。


【PCM入力での音質インプレッション】

 音場は左右は狭いが、前後はやや広く。音像は濃いという感じとも違うが、存在感があり、前に来て力強い。曲により圧迫感も。情報量と音数は増えるが、力感は増している。中~低域は力強く躍動感があって弾力良く弾む感じ。高域は少しロールオフで、ピラミッドバランス。アナログぽい感じ?

 S/Nも良いが、どうも弱音が持ち上がってダイナミックレンジが少し狭く感じる。Vivaldiが0-100%だとすると、15-100%な感じで軽くコンプがかかったような。また、音が遅いとかキレが悪い訳じゃないが、ノリが悪いというか杓子定規な演奏で、音楽としての躍動感は薄い。


 写真のボリュームは106ですが、取説には100がリファレンスボリュームとあったので、主に100で聴いています。SelectDACのボリュームを下げて、プリのボリュームを上げる方がキャラが薄くなると言うか、力感は減る感じでした。色々聴くと、デジタル録音で多少作られた曲(Fantasy On Iceとか)、コンプの効いた最近のアニソンとか得意な感じ。逆に、美空ひばりとかのアナログ録音とかライブ物(DIVAS Liveとかロドリゴ)が苦手ぽい。


私のメインソースと好みを考えると、【PCM入力では】ちょっと微妙な感じでした。

TiGLON オーディオボーオ TMB-300 レビュー

 先日、ティグロンのオーディオボード TMB-300を試させて頂いたので久々にブログ書きました。TiGLONさんに感謝です!ボード自体も全般的に欠点無く高性能で、エネルギッシュな音になり、期待を裏切らないオーディオボードだったので、しっかりレビューしますね(^^)/

 

Tmb300_02_20200623112101

 

【外観と構造】
見た目的には、色目や木材の質感も良く好印象です。構造的には、木材とマグネシウム版のサンドイッチ。上から、ロシアンバーチ 12mm、ピュアマグネシウム 2mm、チーク 13mm、MDF 5.5mmと凝った構造です。写真では分かりにくいですが、側面が少し浮く構造で直接床に接しないように工夫されています。厚さは、32.5mmですが、重量は5kgあって重量感を感じるボードです。

Tmb300_20200623112101

 

コンコンと叩いた感じは動画に撮ってYouTubeにアップしてみました。けっこう強めに叩いています。音が濁ったり、響きが長すぎる、音が詰まるように消えるようなボードは避けた方が良い印象です。

 

Tmb300_03_20200623112101

 

【音質】
試したのは、クリーン電源のKojo ArayMK2SEです。ここからdCS Vivaldi DACとトランスポート、プリのBAT REX2に給電しています。初めはスパイダーシートをボードとラックの間に敷いて、ボードと機器の間はタングステンインシュです。


パッと聞いた感じで、けっこう好印象です。やや温度感と厚みがアップし、力感あり、音が前に飛んでくる感じです。瞬発力やキレも良いですが、やや音像定位は甘めに。音色は、やや暖色でハデと言うより渋めの音です。情報量は落ちること無く、高域の伸びは十分。最低域は、少し浅くなった感じ。ただ、低域の厚さはあって、ぶるんっと空気が震える感じが出ますね。

スパイダーシートの使用はケースバイケースなんですが、今回は無い方が良さそう?と思って抜いてみると。。。おおっ!かなりエネルギッシュな感じです。最低域の沈み込みや定位の甘さは改善した感じですが、YGがホーン&マルチな大型システムになったみたいなアグレッシブさを感じます。ちょっとビックリ( ・_・;) 

 

Tmb300_04_20200623112101

 


思った以上にアグレッシブな音だったので、少しフワっとさせようとウェルフロート リング(ウェルフロート ボードの機構だけを丸い人工大理石にセットしたもの)をタングステンインシュの代わりに入れてみました。 低域は若干浅くなる感じはありますが、空間の広がりは出て、こっちの方が女性ボーカルなら好印象ですね。エネルギッシュな感じも残っており、ウチだとこの位で良さそう。音の勢いを落とすのは簡単ですが増すのは難しいと思うので、情報量とかS/Nなどの性能が良くエネルギッシュな音になるのは貴重なボードだと思います(^^)/

 

【まとめ】
Tiglonの他のボードも以前に試しましたが、後発だけあってTMB-300が一番好印象でした。メーカーが謳っているファントムアース構造についてはよく分かりませんが、全体に高性能で『アグレッシブ』になるボードは希有で貴重だと思います。ウチは過重なシールドやフィルターを排して、勢いを殺さず蛇口全開を目指していますが、このボードを使えば少々途中で調整&コントロールしても勢いを保てそうです。パワーアンプ用のオーディオボードを薄くしてラックを組み直そうと思っているので、作業が終わったらクリーン電源の下に敷く有力候補になりました。かなりお勧めなオーディオボードです(^^)/

 

 

ORPHEUS HERITAGE SACD HE/P 自宅試聴レビュー。寝起き悪いが、起きたら素晴らしい! 

 最後?なSACDプレイヤー選びの一環で、ORPHEUS HERITAGE SACD プレーヤーお借りしていました!EsotericのVRDSメカ搭載の一体型としては最高峰なSACDプレイヤーです。先日からDACやトラポが気になって、色々と試聴していました。なかなかじっくり聴ける聴ける機会が無いSACD/CDプレーヤーと思うので、遅ればせながら試聴レビューを記事にしておきますね(^^)/

 

20171120_223016_2

 

【外観&機能】

 

 スイスのメーカーだけあって?オシャレな感じです。サイズは、同じ弩級一体型のVivaldi Oneと比べるとコンパクトで、かなり太くて頼もしい電源ケーブルも付属していて好印象。ちなみに、Clockの出力はあるけど、入力はありませんでした。寝起きは悪く設置して少なくとも3日ぐらいしないと本領発揮しない感じでした。オーディオショーとかだと覚醒する前にイベントが終わっちゃいそうで、なかなか真価を理解して貰えなさそうなタイプですね(^^;)
 メカはEsoteric VRDS-NEOですがVNK-5で、dCS Vivaldi/Scarlatti のVMK-3.5より少し格が落ちるみたい。エソテリックの採用例でみると、VMK-3.5がK-01xとかGrandiosoに搭載さていて、VNK-5はK-05Xsに搭載さていました。詳しくはSACDメカのまとめ記事を。DAC部分はORPHEUSのオリジナルですが、ORPHEUS社の大元はANAGRAM Technologies社だそうです。CH PrecisionもANAGRAM Technologiesと一緒に仕事をしていた事もあるようなので、ここら辺は技術的・人的交流あるようですね。

 

20171124_000112_2

 

 

 

【音質】

 

 設置直後は、けっこうボケた感じでしたが通電して待てば大幅に改善されました。デモ機でエージングは済んでいるはずなので、けっこう寝起き悪いですね。とりあえず付属ケーブルで常時Onで三日待ちチェック開始。情報量やS/N、三次元的な定位など性能的には求められる基準には達しているもののScarlattiセットには及ばない感じで、性能面では一体型としての限界はありそうです。ただ、1週間ぐらい待てばもう少し良くなりそうな感じもありますね。
 音楽的にはまとまりがある再生で表現力が高いのですが、美空ひばりだとScarlattiセットのように性能で押しきった方が好みかも。しかし、普通に上手い位の歌い手だと、かなり良く聞こえますね。録音にも左右されにくい?印象で、オーバーに言うと僅かに甘美でふわっとした感じで魅力的です。
 ついで電源ケーブルをScarlattiと同じCrystal cable AbsoluteDreamに差し替えて、また3日待つと。。。これは、ボーカル最高!で高音質盤以外も名盤に聞こえますね!? やや美音系ですが、表現力に優れScarlattiで苦手な過多コンプもうまく鳴らしてくれる感じでした。dCSとはキャラが違いますが、Vivaldi Oneと十分に戦えるレベルかと。 HERITAGE SACD HE + DAC Mk3の構成ならVivaldiセットとも対抗できる(お値段もですが)と思いました(^^)/


【ライバル達】

最後?のSACDプレイヤーと思って各社の弩級プレイヤーを聴いたので、気になるプレイヤーとの印象の比較をしておきます。

# CH precision D1
同じスイスメーカーで同じCDメカ採用のCH precision D1は、共通性があるかと思いきや印象はかなり違いました。CH precisionは(設定で調整出来ますが)ビシッとしたゆらぎ無い再生が特徴だと思っているのですが、ORPHEUSはふわっと開放的で柔らかな印象でした。筐体の造りもD1はガッチリで質量も32kgあるのに対して、HERITAGE SACD HE/Pは程々の剛性という感じで質量も19.6kgなので、ここら辺も音作りに影響してるのかも。

# dCS Scarlatti セット
一体型のHERITAGE SACD HE/Pに比べると、3台構成の強みがあり性能的には一歩リードしています。Transportは同じ19.6kgでしたが、筐体の剛性感はややScarlattiの方が上かも。CH precisionに比べると開放的で繊細な描写で微粒子が降り注ぐイメージなのですが、ORPHEUSの方がよりふわっとした空気感で僅かに甘美な印象ですね。

# dCS Vivaldi One
自宅試聴しましたが、低域の沈み込みや細部のキレとかはScarlatti セットが上回る感じでした。27.4kgと重量ありますが、本体が大きいのでCHみたいな金属の塊持つような剛性感ではないですね。一体型の限界は感じますが、性能的には勿論トップクラスで、Elipsa 的なスピーカーなら差は感じないと思います。そして、一体型のメリットかHERITAGE SACD HE/Pと同じくまとまりのある再生でした。Scarlattiより気持ち美音で滑らかな質感だと思いますが、ORPHEUSの方がより肌触りの良い質感だと思います。

気になるSACDプレイヤー 採用メカのまとめ

 手に入るうちに、最後の?SACDプレイヤー購入しといた方が良いかも?と思って(俗に言う【ハイエンド】な機種を)色々と試聴していました。もちろんDiskメディアそろそろ終焉?って思いますが、登場初期に買ったCDも目に見える劣化ないし、手持ちのメディア資産は当分大丈夫そうです。また、ファイル再生も突き詰めると大変だったり、ファイルとDiskメディアのそれぞれの良さもある気がします。

  自分は当分CD/SACDメイン(リッピングするなら、その時間で音楽聴きたいタイプ)で行こうと思うのですが、Diskドライブの今後は不安でした。SACDの暗号化をデコードするSonyチップの生産終了との噂を聞いてと、コレはとどめを刺された…と。デコードのチップはSony以外に互換チップもある(DMのメカは互換チップ採用との噂)ようですが、EsotericのVRDSメカの音が好きっていうのもあって。チップ生産終了と共にEsotericのVRDSメカ外部供給もストップとの噂だったので、ちょっと『最後』のプレイヤー導入急がないとダメか!?と。海外ハイエンドメーカーのオリジナルDACとエソテリックのSACD/CDメカニズムの組み合わせは楽しみだったので。。。それが、新しいVRDS-ATLAS登場してSACDメカの前途も明るい感じになって嬉しい限り(このご時世なので新規開発は無いんじゃ?と思っていました)です!


 『最後?』のプレイヤーは結局アレにしちゃったんですが、せっかくなので試聴してきたSACDプレイヤーを中心にメカの点からまとめて見ました。DACについてはチップとか注目されますが、プレイヤーはSACD/CDメカニズムも重要だと思っていて。また、調べてみると同じ『VRDSメカ搭載』でもけっこう違っていました。なお、今回はメカの話なので、普段は書かない値段も載せてみてます(^^;)

 

 

 

1)Esoteric VRDS-ATLAS

 

 

新開発されGrandioso P1X(350万円 D1Xとセットで700万円!?)に搭載されたVRDS-ATLAS(右)と、VRDS-NEO(左)です。従来のNEOメカも十分ガッシリなんですが、ATLASメカは赤いザクとノーマルぐらい違う感じでした。

 

 

P1xd1x_3

 

 

 

P1xd1x

 

ダッシュでGrandioso(グランディオーソ) P1X/D1X試聴してきましたが、新規開発のオリジナルDACも併せて非常に好印象! 今後はVRDS-ATLASメカが活躍してくれると思うと嬉しいですね。ぜひdCSとかとコラボして欲しいところ。

 


 

2)Esoteric VRDS-NEO (VMK-3.5)

 

2012年発売のP-02、X-01 D2(手持ちのX-01はNEOになる前でした)から登場した歴史あるVRDSメカ。K-01からVMK-3.5-20Sと表記されバージョンアップしたのかな?動作の様子みても良さそうですよ!K-01Xs(160万円)やGrandioso P1(280万円、D1とセットで420万円)など、P1X登場までトップモデルに採用されてきました。P-02どうやら、このタイプは他社に出してないようです。

 

F_photo01l

 

 

 

 

そして、X-03から登場したメカ(写真下)です。上部にある梁が簡素化されたタイプで、K-03からVMK-3.5-10 と表記されています。その後、K-03X / K-03Xs (98万円)などセカンドモデルに採用されてきました。

 

F_photo10

 

先日実物を見られた旧タイプは、VMK-3.5-10だったようです。実際に持った感じだと、セカンドモデル仕様とは言え相当ガッシリした感じでした。

 

Vivaldi_2

 

dCS Scarlatti /Vivaldi (約470万、フルセット約1300万円!?)はメーカーの資料等ではVMK-3となっていますが、Vivaldiの組み立て写真をみると、VMK-3.5-10みたい。エソテリック以外では、一番いいメカを採用しているようです。

 

 

 

 

3)Esoteric VRDS-NEO(VMK-5)

 

続いて、X-05から登場したVRDS-NEO VMK-5 メカ(写真下)です。K-05 / K-05X /K-05Xs (65万円) / P-05XなどVRDS-NEO搭載の入門機種に搭載されています。

 

Esop05vrds2_big

 

コストダウンを図ったためか、写真で見ると同じVRDS-NEOでも上位メカと少し差がありそうな感じですね(^^;) もちろん普通なドライブとは一線を画すレベルですけど。。

 

Ma1_6_w_modif

 

こちらのメカは、ORPHEUS HERITAGE SACD プレイヤー(750万円!?)に採用されていました。自宅試聴させて頂きましたが、表現力の高い素晴らしいプレイヤーでした!(寝起き悪いのでオーディオショーとかだと真価発揮して無さそう。。。)

 

 

 

Chdrive

 

また、dCSと並ぶSACDプレイヤーの雄CH Precision D1(448万円、フルセットだと1600万円)のメカもこのタイプのようです。少し意外でしたが、あの出音はガッチリな電源や筐体からきているのかも。

 

 

 

4)Esoteric VOSP

 

VRDSじゃない段階でどうなのかな?って思いますが、SACDメカの選択肢自体が少ないですから貴重な存在だったのかも。

 

Vsop

 

しかも、写真でみるとVOSP メカは以外とシッカリな感じでした。エソテリックでは、K-07 /K-07X /K-07Xs (50万円)などに搭載されていました。

 

 

 

Mps5

 

海外メーカーでは、Playback Designs MPS-5 (280万円)に採用さていました。もうディスコンですが、情報量などで圧倒されるほどではなかったですが、十二分に高性能で表現力が高く好印象でした(^^)/

 

 

 

5)Esoteric UMK-5

 

エソテリックの製品で、名前を出して使っている機種は無さそうです。dCS Paganini / Puccini (260万円)や、EMM TSDX Transport (245万円、セットで475万円)などで採用されていました。

 

Inner

 

写真は、Pucciniの中身ですが、メカ部分は貧弱な感じ。。。以前に、Pucciniを試聴した時の印象でも、DAC部分は良いけどトータルだと エソのX-01D2が良いなぁという感じで(^^;)

 

 

 

6)デノン&マランツ SACDM-3

 

2016年の年末に登場した自社開発DAC採用のMarantz SA-10(60万円)で登場した新開発メカです。Sony SACDデコードIC 生産終了?を受けて、互換ICで開発されたようです。

 

Sa10_mechanism

 

 

Sa10

 

以前にSA-10を試聴した時は、なかなか魅力的な音でした。新規開発されたオリジナルDACに注目していましたが、メカも良さそう。VOSPと戦えるレベルかな?VRDS-NEOは良くも悪くもカッチリした印象なので、音的にも違う魅力がありそう。それに他社が撤退、外部供給中止な状況では、貴重なSACDメカですね。これからの主力になるのかも?

 

Mpt8key_features

 

2018年夏に登場したPlayback Designs MPT-8 Transport (300万円、セットで550万円)にもカスタマイズして採用されていました!

 

 

 

7)LUXMAN LxDTM

 

2008年に登場したD-08から登場したラックスマンのオリジナルメカですね。現行だと、D-08u (110万円) / D-06u (58万円) / D-05u になりますが、どれもTI製チップ採用していたりで個人的には好みな感じです。

 

Pb3

 

 

 

8)Accuphase SACDメカ

 

2018年夏に登場したアキュフェーズ DP-750 (120万円)で採用されているメカです。D&M製メカのカスタマイズみたいです。かなりガッチリ補強されている感じですね!

 

Photo

 

 

 

9)OPPO メカ (Oppo UDP-203)

 

すでにOPPOも撤退済みですが、UDP-203を流用して製作されたのが、MSB Reference Transport と Select Transport です。ドライブ供給ではなく、本体の流用で製作されたようですね。なお、今後の供給については、十分なストック有り問題ないようです。

 

Oppo_2

 

写真はOPPO UDP-203(9万円)です。もちろん、MSBのトラポは、ケースは削り出しで、電源別体、出力も違うので別物ですが。下の写真は、MSB Reference Transport (250万円、電源強化して400万円!??)です。ちなみに、MSB Select Transportは強化電源で550万円。。。

 

Msb

 

Msb_3

 

残念ながらSelect DAC(電源とクロック強化して構成選ぶと1700万円ぐらい...)は聴いたこと無いのですが、凄いらしいです。Reference DAC(ほどほどの構成で640万円ぐらい)は、2回試聴出来ましたが、十二分な性能と素直な描写でかなり好印象でした。ただ、トラポでCD/SACDから再生すると。。。もちろん、悪い訳じゃないけどディスク再生用にエソのGrandioso k1 (230万円)用意した方が良いのでは???って思いました(^^;)

 

 

 

10)Pioneer SACDメカ

 

2017年末に登場したパイオニア PD-70AE (30万円!)に採用されているメカです。PCなどのドライブで定評あるパイオニアが最後に?本気を出してくれました。

 

Pioneer

 

 

この機種だけ今までと価格帯が違いますが、ディスク再生に注力した本気モデル。まあ、今まで上げて来た機種のお値段がおかしいのですが(^^;)

 

Pd70ae

 

 

中身の作り込みも立派です。解説はここが詳しいですが、あんまりオーディオ店で見かけないのが残念なところ。いつまであるか分からない機種(もうパイオニアもSACDドライブ生産終了?)なので、惹かれたらある間にゲットしておいた方が良いかも?

 

 

 

この記事を書いていて、ここ1-2年位けっこうSACDプレイヤー試聴していたんですが、記事にしてないことに気が付きました(^^;) 主立った機種はレビューをガンガン(たぶん。。。)書いて行こうと思います!

dCS Vivaldi Transport + DAC 自宅試聴レポ

 泣く子も黙る?弩級SACD/CDシステムなdCS Vivaldi です。自分はScarlattiの方が好み?とは思ったんですが、やっぱり気になるVivaldi。。。店頭や友人宅の印象では、Scarlattiの方が地味でVivaldiの方が煌びやかな印象です。でも、やはり性能的にはVivaldiなのか???と。そんな?訳で貸し出しお願いして、自宅試聴させて頂きました。(書きかけのまま放置でしたm(_ _)m)

 

Vivaldi_system
設置してのシステム全景です。Vivaldiの方が存在感ありますね!(これが現実になるとは思ってなかった2018年のお正月。。。)

 

20180101_150255

 

【外観&機能】
 見た目は地味?なScarlattiに比べてVivaldiは外観もゴージャスですね。Transportは背が高くなりましたが、幅は少し狭くなってラックを選ばなくなっています。世代的にはScarlattiは先代の最後の、Vivaldiは現代表になってから初のフラッグシップだそうです。
 機能的には、DACにUSB-DAC機能が内蔵されています。Scarlattiは後期にClockにUSB-D/D機能が実装され、有償バージョンアップも行われましたが今は終了しています。また、TransportはバージョンアップでDSDx2伝送に対応しています。また、MAPx3とFilterx6でDSDとDXD伝送あったりで、設定範囲が広がっていました。ScarlattiもFilter選べますが、実用的には2ぐらい。機能的な詳細は、こちらが詳しいです。

 

Vivaldi_2
Transportの端子は、カルダスのロジウムメッキでレアな初期モデルでした。

 

Vivaldi_1
DACはノイトリックの金メッキでした。

 

【音質インプレッション】
 やはりScarlattiに比べて、Vivaldiの方が華美な感じです。両者の差は、少しキャラは違いますが絶対的な性能差は感じませんでした。MAPとFilterの選択での変化が大きく、この変化の方がScarlattiとVivaldiの差より大きいぐらい。あと、曲によっては、ちょっと華美すぎるのが気になるというか。実直なScarlattiの方が好みな感じ。。。

 

(後日に出物があってVivaldi TransportとDACを導入しました。どうも自分はロジウム端子版が得意でなかったようで、ノイトリック 金メッキ仕様だと「華美な感じは」気にならない程度です。もちろんロジウム端子の方が高級?な感じですし好きな方も多いと思います)

«Weiss MEDEA+ OP1-BP 導入ミニレポ。

Rakuten

ひとこと

  • 【本ブログの引用、リンクなどについて】
    リンクはアフェリエイトのみとか不適当と思われるサイトを除いて基本歓迎ですので、ご連絡下さいね。相互リンクして、音楽とオーディオを盛り上げましょう(^^)/ なお、ヤフオクの商品紹介などで無断に引用することはおやめ下さい。(相互リンクなど交流あれば、OKです)
  • 2016/05/23
    憧れだった専用分電盤も馴染んできたようです。PCオーディオと合わせて、Nautilus802再稼働中です(^^)/
  • 2015/05/28
    スマホで表示すると、変な広告が入って目障りだったので有料版に移行しました。少しスッキリ?複数のブログ持てるようになったので、オーディオ以外のブログも作ってみました。基本的には、自分が気になって(欲しくなって)調べたお買い得情報など<

    目玉親父の物欲ランドす。ぼちぼちと更新しますので良かったらのぞいてみて下さいね(^^)/

  • 2014/06/16
    お勧めのCDなどを紹介するストアページ作りました。徐々に充実させていきますので、よろしくです。
  • Coming soon!
    Nordost Odin 2、Crystal Cable Absolute Dream interconect、Chikuma Possible-4G、CENTAUR CENTAUR Mono

おすすめCD/SACD

高音質定番CD/SACD

  • : お勧めCDストアページも作っていますので、良かったチェックして下さいね(^^)/
  •  -

    : マスタリング・エンジニアが教える 音楽の聴き方と作り方 (CD-EXTRA付き)
    付録のCDと共に非常に実践的な聴き方&音のとらえ方がセッティングのやり方と共に解説がされています。おすすめです(^^)/

  • リンダ・ロンシュタット&ザ・ネルソン・リドル・オーケストラ -

    リンダ・ロンシュタット&ザ・ネルソン・リドル・オーケストラ: ホワッツ・ニュー(SACD/CDハイブリッド盤)
    ジャズのスタンダード・ナンバーをリンダが歌った名盤中の名盤。1曲目のWhat's Newが流れ始めた途端にノックアウトされますよ。低価格で購入出来るうちに是非!

  • 美空ひばり -

    美空ひばり: "オリジナルベスト50~悲しき口笛,川の流れのように"
    ひばりさんは、システムが良くなれば良くなる程に歌唱力に凄みが増しますね。このCDはマスターを忠実にCD化したようで、変な加工なく音圧は低め。そのためボリュームを上げたときのダイナミックレンジが優秀。バックも当たり前のようにオーケストラレベルで演奏されてます。「川の流れのように」や「愛燦燦」をステレオサウンドの高額なCD-Rと比べましたが遜色なし。私の必須チェックCDです。

  • Celine Dion -

    Celine Dion: New Day Has Come (Ms) (Sl)
    セリーヌ・ディオンの産休復帰第一弾アルバム。All The Way...A Decade Of Songと共にSACDの中でも高音質です。かなりプレミア付いていてお勧めしにくいですが、数は出回っているので焦らず探してみてください。

  • Sarah Brightman -

    Sarah Brightman: The Very Best of 1990-2000
    初期の日本未発売のベスト盤。【Fly】【Time To Say Goodbye(Timeless)】【Eden】【La Luna】を一枚にした感じですね。非常にまとまりが良く、音質も良いのでお勧め。空間表現やサラの歌声のチェックに使っています。

  • 綾戸智絵 -

    綾戸智絵: LIVE!
    ジャズですが、お笑い満載で聴いていて楽しい1枚。ディナーショウ?の雰囲気(拍手や食器の音など)のチェックと共に、楽しくノリノリで聴けるかどうかの確認に使っています。

  • 川江美奈子 -

    川江美奈子: letters
    中島美嘉、今井美樹、平原綾香、一青 窈などへの提供曲のセルフカバー。ピアノの弾き語りですが、非常に音質の良いCDです。ボーカルの情感のチェックに使っています。letters2~愛に帰ろう~と共に女性ボーカル好きならおすすめですよ(^^)/

  • Holly Cole -

    Holly Cole: Don't Smoke in Bed
    ジャズファンで無くても聴きいる一枚。音質的にもリンク先のアメリカ版がお勧め。多くの方には何を今更って感じだと思うのですが、まだの方はぜひ聴かれて見てください(^^)/

  • 寺井尚子 -

    寺井尚子: ライムライト
    バイオリンメインのジャズカルテット。ムーディなPreludeからアグレッシブな演奏のChacomeなど、おなじみの曲が揃っています。。スピード感やキレ、バイオリンの響きなど、チェックに最適。お勧めの一枚です(^^)/

e-onkyo